南三陸町の入谷地区は、かつて仙台藩養蚕発祥の地として絹の生産で栄えました。その繁栄をしのぶことができるのが、旧入谷村の村長も務めた須藤家の邸宅「松笠屋敷(旧須藤家)」を含むひころの里です。「ひころ」とは「ひかり」の意味。松笠屋敷の座敷や庭からは遠く保呂羽山を借景に、四季折々の美しい眺めを楽しむことができます。
中世にこの地方を治めた、葛西家旧臣の末裔と伝えられる須藤家の邸宅と土蔵を、修復保全して公開しています。江戸後期に建設された在郷の藩士住宅としては 非常に貴重で、建築文化史上の価値も高いとされており、中には農具や掛け軸なども示されています。
ばっかり茶家
地元の素材にこだわった料理を提供しています。 季節の旬と山里の幸を盛り込み、里の温もりたっぷりの「ひころ膳」はお勧めです。(要予約)
シルク館
養蚕に関わる歴史や器具などの各種資料が展示されているほか、大小10台のはた織り機がある体験学習室もあります。 インストラクターの指導を受けながら、はた織りでコースターを作ったり繭でコサージュを作る体験プログラムが評判を呼んでいます。 繭を活用した『盆栽(ツツジや梅など)』や『マスコット(カエルやフクロウなど)』の作品の展示即売も行っております。
所在地 | 宮城県本吉郡南三陸町入谷字桜沢442 | ||||||||||||||||
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アクセス |
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入場料/利用料 |
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施設設備 |
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お問い合わせ | 「南三陸町ひころの里管理事務所」
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備考 |
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