6月1日(土)・2日(日)佐藤仁町長、福興市実行委員会のメンバー、町民有志15名+現地でスペシャルサポーターの皆さんが合流し、能登半島地震で被災した石川県七尾市の一本通り商店街へ元気を届けに行ってきました。
東日本大震災発生当時、全国・世界中から多大なるご支援をいただき、今も心の支えになっています。
南三陸町では、山内実行委員長ら商店主を中心に震災の翌月から小学校の校庭にテントを建てて「福興市」がスタート。コロナ禍での中断はあったもののほぼ毎月欠かさず開催し、2022年5月に100回を迎えました。
「南三陸の復興を商工業から牽引する!」どん底から這い上がる南三陸町の復興を象徴するイベントとなりました。福興市の開催には全国の商店街やボランティア、日本各地の企業の応援と支えがあり、今でも固い絆で結ばれています。
能登半島地震の後、一本杉通り振興会の高澤会長が山内実行委員長らと連絡を取りました。「簡単なところから、自分たちができるとこから始めてみるのはどうか。商人なんだから、テーブルに商品を並べて、とにかくお客さんに来てもらうこと。そうしながら商店街の復興を考えていったらいいんじゃないか。」と山内実行委員長の言葉をきっかけに、早速2月から復興マルシェをスタートさせたそうです。
能登半島地震では木造の建物を中心に店舗、住宅が倒壊する被害に遭い、5カ月が経過した現在でも商店街の約半数がようやく営業を再開した状態。道路やインフラもまだまだ、復興道半ばでした。
6月2日、南三陸メンバーが「一本杉マルシェ」へ参加し、町の物産品の販売、そして現地の方々とのトークセッションを実施しました。被害の規模や地域の状況は異なりますが、東日本大震災を経験した南三陸町民の経験やこれから起こりうる課題を共有し、商業の復興に向けて協力していくことをお伝えしました。
あいにく雨が降る中でしたが、大勢の方に南三陸ブースへお立ち寄りいただきました。お立ち寄りいただいた方々、商品を手に取ってくださった方々、ありがとうございました!売上金の全額約22万6千円は、今後のマルシェの開催資金として地元振興会へ寄付しました。
直接足を運んだことで商品や金額以上の元気を届けられ、一本杉通りの皆さんが前向きに商売を頑張る姿を見ることができて安心しました。
継続が地域の活気をつくると信じています。
今回七尾まで長い距離の移動をして、震災後全国から南三陸まで通い続けてくれた皆さんの想いと支えに改めて感謝するところです。
南三陸町としても自分たちにできることを考え、引き続き元気を届けてまいります!
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