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本当に役立つ避難訓練とは?愛知県新城市で「防災キャンプそなえ」実施

本当に役立つ避難訓練とは?愛知県新城市で「防災キャンプそなえ」実施

みなさんの学校や職場では避難訓練をしていますか?

多くの方は、「はい」と答えてくれるのではないでしょうか。

では、避難した後のことを想像した訓練をしていますか?

この質問には、すぐに「はい」と答えられる方は少ないかもしれませんね。

現在予想されている大きな自然災害が起きた場合、避難はもちろん大事なことですが、避難してから「どうやって生きるか」もすごく大切なことです。

今回、愛知県の新城市で実施した防災キャンプは、ただの避難訓練に収まらない実際の自然災害が起きたときのシチュエーションを疑似体験いただくものです。

出張版 防災キャンプそなえ~災害から命を守る一助に~ | 南三陸観光ポータルサイト (m-kankou.jp)

「防災キャンプそなえ」の特徴

東日本大震災を経験した観光協会スタッフが実施する場所へ赴きます!

実際に自分が住んでいる場所で自然災害が起きたことを想定しやすいことから、自治体の方からも現地で実施することに価値を感じて頂いています。

②参加者には、自然災害発生時と同じく「想定外」を体験してもらいます。

自然災害は、起きることを想定することは難しいです。その時は突然やってきます。その状況を再現するために参加者には実施内容は伝えずに集まってもらい、災害が起きたときの状況を体験し、ミッションをこなしてもらいます。

限りなく災害発生時と同じ状況をつくりだします。

断水、停電の状況をつくりだし、食糧も基本的には支援物資となるもののみという状況をつくりだします。「トイレも水が流れず使えない」「日没に近づき、どんどん寒くなってくる」そんな状況を体験していく中で見えてくる景色や想いが変わっていきます。

「防災キャンプそなえ」は新城市での開催は2回目

防災キャンプは1度利用頂いて、リピートしていただく自治体の方も新城市に限らず少なくありません。理由としては、実際に自然災害が起きたときに、避難者となる市民、町民の方々の協力が不可欠であり、一緒に防災について協力体制をつくっていく必要があると感じているからです。

また、机上で話しているだけでは見えてこなかった視点が、防災キャンプで災害が起きた状況を再現したプログラムを体験することで、防災についてより鮮明に考えることができるからです。

新城市の住民の方に向けて11月に防災キャンプそなえを実施

防災について考える講座があると参加された市民の方々約60名。

実際に体育館に避難所の視察という事で足を踏み入れたら、緊急地震速報が鳴り響き、市役所職員の方が緊迫の雰囲気で体育館に入ってくるところから本格的にプログラムがスタートします。

そこから実際に体育館が突如避難所になっていく状況を体験して頂きました。突然の地震で様々な背景の人が避難所に押し寄せてくる状況を参加者でつくりだしていきます。「避難所を市民がやることあるの?」なんて声も聞こえましたが、災害が突如起きたときにすぐに役所の職員がいるとは限りません。実際に東日本大震災でも、住民が中心となって避難所運営を実施していました。

緊迫する様々なシチュエーションで、「どんな対応ができるか」「自分が避難していたら、どんなことが心配になるだろう」色々な感情が湧いてくる時間。

そのまま、支援物資が届き、それをどう使って一夜を過ごすかを参加者同士で考えて行動したいただきます。限られた物資を水やガス、電気が使えない中、どう使っていくかも頭で考える以上に必要なことがみえてきます。

日も落ちてきて寒さも感じるような気温になる中、現地に赴いた観光協会スタッフから東日本大震災当時の体験をみなさまにお話させていただきます。質問もこの時間には受け付けていますが、ここまでのプログラムを体験された後の質問はよりリアルなもので、災害をどこか遠くの話ではなく自分事として捉えることができている方が多くいたように見受けられました。

 

最後は、災害のシチュエーションを1泊した後、「自然災害が発生した時、どんなことが起きるか、起きた場合にどんな対応が必要か、どんな備えが災害が起きる前にできるだろう」とチームで考えていきます。1日を通して見えてきた世界が変わった参加者の人々は、改めてどんなことが必要か考え言語化できる時間になったようです。

今回の防災キャンプそなえ参加者の声

こんなに何もできなくなってしまうのだと、自分の無力さを実感した。

 

イメージだけではわからない、新たな発見や難しさを再認識した。

 

自分が災害に合うとは思っていなかった。当たり前の生活の中に災害があることが想像できた。

 

全然イメージしてなかったことを想像することができた。他の方の意見も大変参考になった。

 

地区の防災訓練を30年以上やっているがマンネリ化している。これを機会に考えたい。

 

みなさまの自治体や会社でも実施して、住民や従業員のことを守るために一緒に考えたいというリクエストお待ちしております。

プログラムの料金や申し込みの流れなど詳細は、こちら▼

出張防災キャンプそなえプログラム概要.pdf (m-kankou.jp)

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