6/6町長の定例記者会見において、県内最大規模の道の駅『さんさん南三陸』のグランドオープンが10月1日になることが正式発表されました!
道の駅敷地内では、東日本大震災の経験を後世に伝えていくための震災伝承ラーニング施設『南三陸311メモリアル』や観光案内窓口が設置される観光交流施設、JR(BRT)や高速バスなどの発着場として、交通ターミナルが新たに建設中で、それらの工事が現在急ピッチで進められています。
平成29年にオープンした南三陸さんさん商店街が地場産品を取扱う産直機能を担い、現在建設中の建物と合わせた一帯が道の駅として認定されオープンを迎えます。
商店街関係者対象の現場視察ツアー開催!
工事が進み、徐々に全貌が明らかになりつつある道の駅『さんさん南三陸』。
今回の現場視察は、南三陸さんさん商店街関係者から「グランドオープン前に視察させてもらうことはできないだろうか」という要望があがり企画されたもので、6/7~6/9日の3日間にわたり開催されました。
視察には延べ50人ほどが参加。30分弱という短い時間ながら、参加者の皆様は施設の写真を撮影したり、現地担当者へ質問したりと、興味深く見学されていました。
道の駅、そして南三陸311メモリアルへの期待
視察後に参加者からは「バス停が道の駅の敷地内に移動することで、観光客や地元の人、学生などのバス利用者の商店街利用が増えることを期待している」「新しくオープンする交流スペースで、南三陸の魚を販売したり産直市のようなことができたら」など、商店街関係者ならではの意見やアイデアが聞かれました。
また『南三陸311メモリアル』についても、「商店街に来るお客さんからも、いつオープンなのか聞かれることが増えた」「今回は一部しか見ることが出来なかったが、どのような館内展示になるのかが楽しみ」と、今後の完成に向けてより注目度が高まったようでした。
震災後、嵩上げされた土地に建設された南三陸さんさん商店街。
人々の祈りの場『震災復興祈念公園』と商店街を繋ぐ『中橋』。
震災復興まちづくりの集大成となる南三陸311メモリアルを含む新施設が加わることで、海と、山と、川と、街とが、ひとつにつながる新しい観光振興のカタチ。
震災から11年の年月を経て、スタートの瞬間を静かに待っています。
南三陸311メモリアル公式ティザーサイトはこちら↓↓
口コミ・コメントなど