2022年3月12日~13日開催「自然災害と向き合う2日間の語り部ツアー」。
13日(日)13時発のまちあるき語り部を担当するのは髙橋長泰さんです。
髙橋さんは味噌&醤油の醸造業を生業としており、「たかちょうさん」の愛称で親しまれています。福興市にも実行委員として長く携わっていらっしゃるので、見掛けたことがある!という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
髙橋さんにご案内いただくのは、通常プログラムの「まちあるき語り部」では提供していない「椿の避難道コース」です。ご参加いただく皆様には、震災発生直後に実際に利用された避難道を歩いていただきます。ご自身のお住まいの地域に、高台へと続く道路が整備されているかをお調べいただくきっかけになれば嬉しいです。
また今回は特別に許可を得て、震災当時避難所が運営されていた志津川小学校の一部をご紹介いたします。髙橋さんはこの避難所で自治会長を務められました。避難所の医務室として使われていた小ホールにて、写真等を用いながら当時と現在の違いを比較し、解説していただく予定です。普通に生活していると中々イメージしづらい「避難所」というものを、この機会にご体感下さい。※写真最上部が「志津川小学校」
津波によって自宅兼職場を流失した髙橋さん。事業の再開を考える余裕もなく避難所運営に勤しんでいたある日、彼は運命の”再会”を果たしました。その相手は、震災前に味噌作りに使用していたタンクです。この再会をきっかけに、髙橋さんの中で止まっていた時間が再び動き始めました。下の写真は髙橋さんにお借りした、震災発生から10日ほどが経過した頃の志津川市街地の様子です。実はこの中に件の味噌タンクが写り込んでいます。皆様も探してみて下さい。
ツアーの開催までいよいよ1週間を切りました。
現地で参加される皆様・オンラインで参加される皆様双方にとって実りある時間となりましたら幸いです。
尚、現地参加は先着20名様限定です。お申し込みはお早めにお願いいたします。
自然災害と向き合う2日間の語り部ツアー
※オンラインでの参加者様も募集しております
東日本大震災について学びたい。
身近な自然災害について改めて考え直したい。
災害発生時の避難ルートや避難所を体感したい。
このような方々に特にお勧めいたします。
皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
口コミ・コメントなど