コクガンって何?
コクガンは水鳥でガンの仲間です。
ガンの中では唯一、海に生息しています。
体は黒色ですが、胸のあたりの白色がネックレスのように見えてかわいいんです!
コクガンは国指定天然記念物、絶滅危惧種に指定されています。
南三陸町志津川湾はラムサール条約の登録地。
餌の海草であるアマモが豊富なため重要な越冬地となっており、今年は現在までで約470羽のコクガンを見ることができています。
今回は、コクガン初心者である埼玉から移住した協会職員が、町内で観察できる場所や観察する際の注意点をお伝えします。
コクガンが観察できる場所、時期
■コクガンが観察できる場所
南三陸・海のビジターセンターはコクガンの観察に適した海辺にあります。
双眼鏡の貸し出しをしているので、2階のテラスから観察ができます。
スタッフの方にお声がけすればコクガンの案内もしていただけます。
担当者もお借りした望遠鏡を使って初めてコクガンを見ることができました!
■コクガンが観察できる時期
南三陸町では10月下旬から1月頃までコクガンを見ることができます。
朝はエサを食べるため特に多く観察できます。
観察する際の注意点
コクガンは漁港でも観察することができますが、漁師さんの仕事に支障をきたす可能性があるため立ち入らないようお願いいたします。
また、コクガンの群れを見つけても遠くから見守って観察していただくようお願いいたします。
南三陸・海のビジターセンター2階のテラスまたは、ビジターセンター横の防潮堤からの観察がおすすめです!
テラスはビジターセンターに入って正面の階段を上がった先にあります。
受付は入り口を入って右手側にあります。
スタッフの方々は皆さん気さくで、知識も豊富なのでいろんなことを教えてくださいます!
南三陸・海のビジターセンター
開館時間:9:00~16:30
休館日:年末年始(12月29日~1月3日)、火曜日(春休み:3月下旬~4月上旬と、夏休み:7月下旬~8月下旬を除く)、月1回水曜日
※開館時間・休館日は臨時に開催する場合があります。
場所:宮城県本吉郡南三陸町戸倉字坂本21-1
電話:0226-25-7622
公式HP:南三陸・海のビジターセンター
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