2021年3月11日 震災から10年を迎えました。
あっという間だったような、長かったような、そんな10年。
3月11日の復興記念公園の様子を見てきました。
復興祈念公園が全体開園してから初めての、3.11。
空は青く、そよ風が吹く、とても穏やかな天気に恵まれました。
中橋を渡ると復興祈念公園の姿と賑わっている様子が見えてきました。
祈りの丘頂上の様子
来る時間まで皆さん待機していました。
その時間が来るまでに、これまでの10年を振り返りながらお話をされている方。
静かに海を見つめている方。様々でした。
そして黙祷の時間。
それぞれ海に向かって。
10年たった今、人によって悲しいこと、嬉しかったこと、悔しいこと、楽しかったこと様々だと思います。東日本大震災を通して痛いほど命の尊さを知り、自然に命の危険を脅かされたあとでも、自然に生かされ生きている。
黙祷の間にひしひしと皆さんから、なにか伝わってくるような、そんな1分間でした。
その後はさんさん商店街をぐるっとまわり、聞こえてくる声は
「ひさしぶり~!元気だった?体調は?」
「大きくなったねえ」
「久しぶりに海鮮丼を食べた~」
と、景色や味、再会の喜びを感じていた人。ここも様々でした。
これからもゆっくり、ゆっくりと南三陸町は変わり続けていくと思います。
それでも皆さんがゆっくりできる、居心地のいい故郷で有り続けていくのだろうなあと、心が悲しく有りつつも、どこかポカポカあたたかい、そんな一日でした。(こっし~)
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