南三陸町の3.11を語り部で振り返る
2011年 3.11 東日本大震災により大きな被害を受けた南三陸町。
まもなく10年が経とうとしています。
この出来事を知らない世代が増える中で風化を防ぎ、今後の防災減災に役立てて欲しいという想いから実際に被災された町民が「語り部」として活動を続けています。
観光協会では
団体向けに「語り部による学びのプログラム」、個人には「まちあるき語り部」。
現在は新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、「オンライン語り部」プログラムの提供が開始されました。
・まちあるき語り部の様子
こちらは南三陸町旧防災対策庁舎です。町の役場などと隣接され、町内放送などを行われていました。
震災発生の年から20年後(2031年)までは宮城県での保管が決まっておりますがその先は未定です。
あの日、この地に何が起こったのか。
この場所に立つことによって津波の威力やその高さまで、言葉での説明だけでなくとも感じ取る事ができます。
南三陸町旧防災対策庁舎についてはこちら⇩
http://memory.ever.jp/tsunami/higeki_bosai-tyosya.html
南三陸町では、これらだけでなく様々な場面で東日本大震災の影響を感じることができます。
ですが一番はこの町全体が震災の記憶を物語る震災遺構なのかもしれません。元々の町の姿、津波の高さを教えてくれる周辺の木々、山々、建物。
実際にこの場所に立ち、あたりを見渡すだけで資料などで見る何倍もの情報量、そして迫力が伝わってきます。
南三陸町の”特別”な自然
南三陸町では海や森林など素晴らしい自然の景観を望むことができます。
ではなぜ南三陸町の自然は”特別”なのでしょうか。
それは、ラムサール条約に認定されている海(志津川湾)と世界の森林資源(FSC)として認証されている南三陸杉があり、この世界的にも貴重とされている二つの資源を一度に体感する事ができます。
また、太平洋側ということもあり朝日、山々、そして海と全てを一望できる日本有数の特等席ともいえます。
皆さんもぜひ現地へ足をお運びいただき、震災の歴史を学び、特別な自然に触れ、自然が持つ喜怒哀楽を感じてみてはいかがでしょうか。(マイケル)
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