10月13日、生食用カキの出荷が解禁となりましたー!!
今年は海水温が上り育成に影響が出るなど例年の解禁よりも遅れての出荷となり
カキファンはヤキモキさせられたのでは~!
水揚げされたカキはやや小ぶりと言う事ですが、今年の「南三陸戸倉っこカキ」(とぐらっこかき)もプリプリな食感とミネラルをたっぷり含んでまろやかな甘みはカキファンを虜にすることでしょう♪
今回のみなレポはカキのブランド名を持つ「南三陸戸倉っこカキ」(カキの養殖として初めてASC認定を取得)の水揚げで活気溢れる南三陸町戸倉波伝谷(とぐらはでんや)漁港よりリポート致します。
カキ養殖漁師さんに密着取材!!
養殖施設 筏(いかだ)目指して沖合へー!
海に浮かんでいる黒い大きな物体!
これがカキの養殖施設です。
100mのロープを2本海に浮かべ浮き樽を付けた施設です。
引き上げられるロープの先には殻同士くっつき株になって成長したカキが見えてきました。
※震災前は2年から3年かけて身を大きくし出荷していましたが、戸倉地区のカキ養殖に取り組む漁師さん達は持続可能な漁場への転換を目指し漁場改革に取り組みました。その結果、豊富な植物性プランクトンが育ちそれをエサに成長したカキは良好な身入りのカキとなり1年で出荷できるまでになりました。
ロープの長さは約7.5m
機械で巻き上げます。
巻き上げたカキを砕きカキを回しながら洗い付着した貝などを取り除きます。
カゴいっぱいにカキを詰め港へ戻ります。
本日、水揚げされた殻つきカキの量は約1トン。
むき身にすると約40㎏にしかならないそうです。
毎年出荷当初はどうしても身は小ぶりですがこれからどんどん成長して身のプリプリしたカキが生産されるそうですよ!
リフトを使って減菌海水の入っているタンクへ運びます。
タンクに24時間つけて泥などを吐き出させキレイなカキにして加工します。
タンクから上げたカキを剥く作業は今の時期、早朝4時頃~正午頃まで続きます。
剥き身は洗浄機に流し細かいゴミなどを取り除きます。
これらの作業を経てやっと生産されたカキは、入札会場へと運ばれ生協等の大型スーパーや地元の商店に並びます。
カキ鍋、カキ汁物、カキフライなどなど冬の味覚「南三陸戸倉っこカキ」を今シーズンも存分にご堪能下さい!
(カキの出荷解禁でお忙しい中ご協力頂きましたカキ養殖漁師さんありがとうございました。)
販売店情報
「みなみな屋eマルシェ」(南三陸町観光協会)でもご購入いただけます。
11月27日(火)販売受付終了
※売り切れ等で販売期間前に終了となる場合がございます。
12月13日以降、ご購入いただいた商店・事業所から直接発送します。
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