さんさん商店街側の土地と震災復興祈念公園との間を繋ぐ橋・中橋。
今年秋頃の供用開始に向け、現在上部工（橋桁等施工）工事中です。

隈研吾氏デザインの中橋（なかばし）。完成予想図をご覧になった方は
“木造の橋”と理解されているかもしれませんが、厳密にはそうではありません。

中橋は「鋼管トラス橋」、つまりは金属のパイプで構成されています。
なので、ある程度完成予想図に近い姿がお目見えした際は、下の写真のように
木材の要素は一切感じることは出来ませんでした。

『この後どのように施工され、完成予想図の姿になるのだろうか…』　
そう思っていた矢先、中橋に大きな変化が訪れました。
橋に接続されている鉄柱に、木材のカバーが取り付けられ始めたのです。

確かにこの工法であれば、金属の頑丈さを保ちつつ見た目は木造。
後々木材が腐食、あるいは経年劣化した際も交換が容易です。
※工期はあくまでも目安です

これから多くのお客様が歩いて渡ることになるであろう中橋。
完成が待ち遠しいですね。（NIKE）