震災前、戸倉地区にあった「自然環境活用センター」
通称「ネイチャーセンター」
は、南三陸の恵まれた自然環境の中で生物たちの営みを観察し、学びや交流の
施設として活躍していました。
しかし、東日本大震災で全壊…!
機材をはじめ、多くの貴重な標本や研究成果が流出してしまいました…
その後拠点を転々としながらも研究は続けられ、
戸倉公民館(旧戸倉中学校)の2階を改修して再開を目指していましたが、2/1の『復旧記念シンポジウム』を経て、ようやく再開することができました。
※戸倉公民館2Fにあります
標本展示室をはじめ、実験室、交流室、飼育室、シャワー等などが整備されており、教育にも繋がる研究や実験の体験施設としての幅広い活躍も期待されます。
震災後、町内をメインに様々な海洋調査や標本採取がなされ、陸や海の動物の
標本は1,000を超え、海藻をはじめとした植物も合わせると、8年間で2,000近くになるそうです。
同じく、戸倉地区にある「南三陸 海のビジターセンター」はもちろん、
こうした貴重な標本や南三陸の海についての研究成果を見ることができる
「自然環境活用センター」に足を運んでみてはいかがでしょうか?
スタッフの方が常駐するのは平日のみとなりますが、
公民館内にあるので、土日も見学は可能となっております。
観光の施設という位置づけよりは、研究や調査施設といった色合いが強いかと
思いますが、特に海や生き物が大好きな方にはすごく魅力的な施設ですよ!
【自然環境活用センター】
◯概要など:南三陸町ホームページ
◯場所:〒986-0781 宮城県本吉郡南三陸町戸倉字沖田69番地2
◯開館日:平日(土日はスタッフは不在、公民館自体は入館可能)
◯開館時間:8:30〜17:15
◯アクセス:三陸自動車道志津川ICから約13分/約8.2km
◆三陸自動車道志津川IC~自然環境活用センター間の参考ルート↓↓
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