昨月12月14日(土)~15日(日)にガイドと共に国の天然記念物「コクガン」「マガン」を観察!! 1泊2日まるっとラムサールツアー!!を開催いたしました。
2018年10月に南三陸町の志津川湾がラムサール条約登録湿地に認定されて以降、「ラムサール」を冠にした初めての観光協会主催のツアーです。
南三陸町内だけでなく、同じくラムサール登録湿地がある南三陸町のお隣「登米(とめ)市」の伊豆沼(いずぬま)でのマガン観察も含んだ、もりだくさんの内容でお楽しみ頂きました。
今回のみなレポは、ツアーの様子をご紹介致します!
<12月14日(土):ツアー1日目>
まずは登米市伊豆沼でのマガン飛び立ち観察です。この日は風が強く、飛び立ちに影響しそうでちょっと心配…。
ツアーオリエンテーション後、ガイドと共にマガン飛び立ち観察場所へ。ガイドは伊豆沼に隣接する「伊豆沼農産」のスタッフ佐藤さんです。伊豆沼で見ることができる鳥たちのイラスト等も利用しながらとても分かりやすくガイドしていただきました。様々な鳥が集まる伊豆沼の豊かな自然環境がよく分かりました。
この日のマガンねぐら入り時間は午後4時過ぎ。日が傾き、だんだん暗くなってきました。マガンがねぐら(伊豆沼)へ帰ってきます。
見学後は南三陸町へ移動。本日のお宿は「南三陸まなびの里いりやど」です。
旬の地域食材をふんだんに使ったお料理や、南三陸産の木材をふんだんに使用した建物がとても素敵なお宿です。今回はこのツアーの為に、ラムサールツアー特別メニューをご用意いただきました!!
伊豆沼農産の「赤豚」も使われた、南三陸&登米の食材をふんだんに使った特別メニューです☆ ちなみに、ご飯とお味噌汁(具だくさん!)はお代わり自由でした♪
<12月15日(日):ツアー2日目>
朝5時30分頃に宿を発ち、再び伊豆沼へ。今日はマガンの「飛び立ち」を観察します。ガイドは「くりはらツーリズムネットワーク」 事務局長の大場(おおば)さんです。大場さんの優しい口調とマガンに関する細やかな説明のおかげでマガンの知識がすっと頭に入っていきました。
午前6時過ぎ、明けてゆく空にマガンが羽ばたいていきます。
見学後は観察場所から車で約5分の「古民家カフェ まんま・る」にて朝食です。
笑顔が素敵なおかあさん手作りのあったか朝食。おかずもひとつひとつが手作りで体も心もほっこり温まりました(^o^)
ちなみにこの日の献立は、ご飯・具だくさんお味噌汁・手作りのお漬物・地場の新鮮生野菜・おからのサラダなどなど…。写真にはご飯が写っていませんが、もちろん美味しい白飯も付いてきました!※あまりにも美味しそうだったので、ご飯が出てくる前に写真を撮ってしまいました…(^^ゞ
朝食後は再び南三陸町へ移動し、コクガンを観察。本来は漁船に乗って海上からコクガンを見る予定でしたが強風の為出航が出来なくなり、急きょ陸からコクガンを観察することに。コクガン観察ガイドの「南三陸ネイチャーセンター友の会」会長、鈴木さんに本日のコクガン・ベスト・見学ポイントを案内いただきコクガンを観察しました。まず初めは「折立(おりたて)」地区にて。
レンズの先にはコクガンが…。
コクガンがいたー!!
その後、場所を移動して合計3か所で観察をしました。
天気にも恵まれ、コクガンはもちろん、様々な海鳥を見ることができました♪
あっというまの1泊2日。天候の影響で一部行程が変更になりましたが、無事にマガンもコクガンも観察することが出来ました。こうして観察できるのも、豊かな自然環境があってこそ。鳥たちがこれからも安心して南三陸や登米で過ごせるように、この豊かな自然を守っていかねばと改めて感じました。
ツアーにご参加くださったお客様、ガイドの方々はじめツアー実施に際しお力添えをいただいた皆様、本当ありがとうございました!!
☆最後に…ぜひコクガンを見てみたい!という方に朗報です☆
コクガン観察プログラムを今月1月にも開催します!
皆様のご参加お待ちしております(^o^)
▼▼▼プログラム詳細は以下をクリック!!▼▼▼
>>>鳥見人と行く!コクガン観察会<<<
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