毎月様々な職種の町民を講師として招き開催している
プログラム・『南三陸人と集う一日』。
8月は復興農地を活用し、農業を体験していただきました。
講師は入谷地区で農家を営んでいる阿部勝善さんです。
勝善さんは無肥料・無農薬でお米を作られたりと、自然に
優しい農業を実践されている凄腕の農家さんです。
この日参加者の皆様にお願いする作業は白菜の定植です。
種から育てられた白菜がビニールポットから芽を出して
います。こんなに小さな芽があの白菜になるとは…!
想定以上の晴天で炎天下の作業になってしまいましたが、
皆様談笑しながら穴を掘り、白菜を次々と植えていきます。
『植えた後は定期的に水をあげるのですか?』
という質問がありましたが、勝善さんの答えは『No』です。
基本的には天候任せとのこと。家庭菜園の水やりに慣れて
いる身としては意外でしたが、本来の農業は雨頼みというのが
当たり前なのかもしれませんね。
今は小さな白菜。立派に育った姿を見るのが今から楽しみです。
白菜の定植後は、休憩を挟んでじゃがいも掘りです。
『そのあたりを掘ってみな』という言葉通りに掘り進むと、
じゃがいもがモリモリと湧き出るように顔を出します。
根っこの先にイモがなっている様を想像していたのですが、
掘る際に根と分離するのかまるで“完成品”のような美しい
姿で私たちを驚かせてくれます。それにしても美味しそう!
掘ったじゃがいもは山分けでお土産になりました。
参加者の皆様、暑い中お疲れさまでした!!
リピーターも続出している『南三陸人と集う一日』。
次回9月は水産会社丸荒の社長・及川吉則さんをお招きし、
お菓子作り等を体験させていただく予定です。
皆様、奮ってご参加下さい!!
https://www.m-kankou.jp/event/230453.html/
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