後半は晴天に恵まれた今年のゴールデンウィーク。
南三陸町観光協会では4月29日、5月3日・4日の3日間、
『20代語り部ガイドによる被災地バス案内』を催行いたしました。
おかげさまで全国からお越しの多くのお客様にご利用いただき全便満席。
3日間で116名の方々に若き語り部のお話を聞いていただくことが出来ました。
ご乗車いただいた皆様からは、
・語り部さんの体験を活かし、地震が起きたら高い所へ逃げることを
忘れずに生きていきたいです(10代)
・自分と同学年で被災された語り部さんの話は、今まで聞いてきた震災の
話の中で一番生々しく命の問題であったことが伝わりました。
高校一年で命を諦めかけた経験を語ることはとても覚悟の要ることだと
思いますが、長く活動を続けてほしいです(20代)
・地元に戻ったら、今回聞いた話を仲間に伝えようと思います(30代)
このような温かいコメントを沢山いただいております。
一言で「語り部」といっても、それぞれの被災体験は大きく異なります。
実際に今回のバス案内も、『西條が語る言葉』と『阿部が伝える言葉』には
共通点こそあるものの、全く違う内容となりました。
彼らの経験に基づく“教訓”や“備え”についてのお話が、皆様にとって
少しでもお役に立ったのでしたら幸いです。
南三陸町観光協会では、今後も若手語り部の育成に力を入れて参ります。
また次回の『20代語り部ガイドによる被災地バス案内』でお会いしましょう。(NIKE)
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