3月23日、新プログラム「南三陸人と集う一日」を開催いたしました。
初回の講師(=南三陸人)は前・南三陸副町長の遠藤健治さんです。
参加者は震災直後から町に通い続けて下さっているご夫婦、旅行者、南三陸応縁団の団員、更には役場の派遣職員等様々でしたが、皆様遠藤さんとは直接の面識はありません。参加理由も様々で、
・何度もお見かけしていたが、役場トップの方なので近寄りづらく、この機会に
お近付きになりたい
・被災され、行政を担ってきた方の生の声を聞いてみたい
更には
・自分の名前と遠藤さんの名前が似ているので興味を持った
という方もいらっしゃいました。
まずは参加者から自己紹介をしていただき、続いて遠藤さんをご紹介。
お互いの存在を知ることからスタートします。
※在任中の遠藤副町長
遠藤さんとは事前に「震災当時を振り返り、参加者の皆さんと対話しましょう」とだけ打合せていました。なので東日本大震災に関しても概要の説明を導入部分に、と考えていたのですが…。
「わざわざ今日お越しいただいたのだから、語り継がなければいけない」
そう言った遠藤さんの口から語られたのは、余りにも過酷な被災当日の出来事。
部下への思いや後悔、そしてその場にいた当人しか知り得ない現実でした。
参加者の皆様も聞き終えた直後は言葉を失われていましたが、その後は遠藤さんとの対話の時間を過ごしていただくことが出来ました。
終了後、皆様からいただいた感想は…
・あまりにも濃い時間を過ごせた
・とてもいい企画で、講師との距離感も良い
・こんな貴重な機会をつくってくれて有難うございます
・人の魅力がこれほど価値ある資源だということを改めて知った
・毎月講師が変わるので興味深い
・来月の参加も検討したい
などなど、大変嬉しいものでした。
言葉以上に、皆様の表情が充実した時間を物語っていたように思います。
次回、4月の南三陸人は山内鮮魚店の社長、山内正文さんです。
◆4月
開催日時:4月27日(土)13時30分~
南三陸人:山内正文さん(福興市実行委員長、南三陸商工会長、山内鮮魚店社長)
タイトル:『明日で8周年!100回開催を目指す福興市の軌跡』
集合場所:南三陸ポータルセンター(南三陸町志津川字御前下51-1)
お申し込み締め切り:4月20日(土)
いつも百点満点の笑顔の山内さんは、常にポジティブに前進し続けています。
山内さんが震災翌月から心血を注いでいる「福興市」。その開催8周年を翌日に控えたこの日、山内さんと親交を深め、町の復興に対する熱い思いに耳を傾けてみて下さい。きっと「前を向く力」と災害にも負けない「勇気」を分けてもらえますよ…!
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