2019年に入り、南三陸町の災害復旧工事も大詰めを迎えています。
その残っている工事の一つに「南三陸町震災復興祈念公園」があります。
位置関係としては「南三陸さんさん商店街」の川を挟んで反対側に位置します。
この祈念公園は文字通り東日本大震災により犠牲となった人々に対する鎮魂の場としての位置付けの他に、震災からの復興と防災を伝えていく役割もあります。
そして、町民をはじめ多くの人々の手で公園を作り上げていく(育てていく)
ことで、自然との関わりや人との繋がりを学ぶ場になってほしい!
そんな願いも込められています…
※航空写真は2018年11月のものです。
現在、急ピッチで工事が進められている中、今回は特別に視察にお邪魔してきました。(志津川地区まちづくり協議会の役員の皆さんによる視察で、普段は関係者以外の立入はできません。)
※ ↑ 公園の平場部分=語り継ぎの広場やみらいの森
※築山に向かうところです
やはり、図面で見るのと現場を見るのでは印象も全く異なりました。特に規模感や高低差、景色の視え方など、今後進んでいく公園のイメージがようやく実感として湧いてきた感じでした。
※ ↑ 築山の頂上、高さ約20mから見える景色です。
これまで、町の方でも「まちづくり協議会」をはじめとする町民との意見交換や、モニュメントへのメッセージ公募など、様々な取り組みを経て、いよいよ形として祈念公園が出来上がっていきます。
今後の予定としては2019年の12月に一部開園、2020年の9月に全面開園を目指して工事が進められていくそうです。
南三陸町を訪れる方々はもちろん、町民にも親しまれる「公園」を目指しての
取り組みを町全体で進めていければと心から願います。
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その他、震災からこれまでの南三陸町の歩みはこちら(PDF)からご覧ください
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