今年も秋鮭の季節がやってまいりました。
先日、川の中を覗いて見たところ、鮭が遡上している様子が伺えました。
南三陸町で育てた「秋鮭」の一生
普段何気なく食べている秋鮭、
南三陸の秋鮭の一生をみなさん知っていますか?
10月~12月の間に捕獲し、いくらを取り出す
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南三陸の第一ふ化場で、目ができるまで育てます
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第二ふ化場で餌が食べられる大きさまで育てる
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2月から4月の間に放流
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稚魚は南三陸湾で5月中旬まで栄養を蓄える
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1年目はオホーツク海過ごす
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2年目は北上しベーリング海で過ごす
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3年目はアラスカ湾で過ごす
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4年目オホーツク海、三陸沖と南下
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南三陸湾沖に移動し生まれた日に遡上する準備
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10月から12月に故郷の川を遡上する
と、このような流れになっています。
2月から4月の間に放流する稚魚は、
わずか体調5~6センチで、体重は1.2グラム程度の小さな小さな命です。
実は自然界で卵が稚魚に孵化する確率はたったの1パーセント。
それを南三陸では人の手によって孵化させているので、
8割から9割が稚魚に成長します。
鮭は真水を吸うと「婚姻色」というまだらな色に変わります。
そして鮭は故郷の匂いをたどり、
力を振り絞って子孫を残そうと遡上してきます。
このように秋鮭は4年の月日を旅して
やっとの思いでぼろぼろになりながら南三陸に
帰ってきてくれる、命のバトン物語が毎年繰り広げられています。
鮭の世界を見てみると、どれだけ命が尊いか教えてくれますね。
まさに「海をめぐる命のメッセンジャー」とも言えます。
南三陸町志津川地区には、二つの川があります。
町の中心部を流れる「八幡川(はちまんがわ)」と、
それよりも少し南を流れる「水尻川(みずしりがわ)」。
それぞれが上流から南三陸内湾と繋がっています。
南三陸にお越しの際はどうぞ、
川の中の様子を伺ってみてはいかがでしょうか?
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