昨日、本日と南三陸町の中学校では、
防災訓練の集大成として「避難所運営訓練」が行われました。
本日は志津川中学校にお邪魔してきましたので、
実際の避難所運営訓練の様子をお届けします。
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場所は志津川中学校の体育館。
私が到着した頃には、生徒さんたちが物資や備品を体育館へ運び出しているところでした。外はあいにくの雨、そんななか力仕事は男の子たちが中心となり、テキパキと運ぶ姿はとても頼もしかったです!
避難してきた方が濡れないようにブルーシートを張る作業も、
苦戦しながらも黙々と進めます。
今回の訓練実施にあたり、事前の打合せや役割分担は行っていないとのこと。
自分たちでリーダーなどの責任者を決め、役割分担をし、
また自分ができることを積極的に探して避難所運営をします。
避難所や救護所の設営、受付、けが人の救助など様々困難が重なりますが、
生徒さんたちは体育館を走り回りながら、そして声を掛け合いながら協力して訓練を行っていました。
避難者のために床にマットを敷いたり、椅子を並べてけが人の対応も行いました。
訓練には、避難者役やけが人役として町民の方も参加されていました。
地域の方との交流も深まり、良い経験になったのではないでしょうか。
いつどこで起こるかわからない自然災害。
訓練を通して自分たちで考えながら実際に体を動かすことで、
「いつか」が来た時に役立てられる大きな経験になったことと思います。
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