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みなレポ

密着取材!「海から学ぶプログラム」

密着取材!「海から学ぶプログラム」

5月6日、ゴールデンウィーク最終日。
前々から気になっていた「海から学ぶプログラム」に同行し、
取材をして参りました。さて、一体何が学べるのでしょう…?
漁師さんとの待ち合わせ場所である水戸辺漁港へ向かいます!
受講されるのは東京からお越しのK様ご一家。
お嬢さんが学校で「リアス式海岸」を学ばれ、実際に東北に見にいらっしゃった
とのこと。なんて素敵なご家族…。
今回の講師は、漁師の村岡さんです。
漁師だけではなく、町議会議員もされている凄いお方。
海に関する豊富な知識を惜しげもなく披露して下さいます。
震災前に増えすぎてしまった養殖場のこと、そして震災での被害、
その後ASCの認証を取得するに至った現在の海についてお話下さいました。
途中“竹島”の脇を通り過ぎ、天女伝説についての解説も。
船からは、陸上では見ることの出来ない様々な風景に出会えます。
これは銀ざけの養殖用生簀(いけす)です。
銀ざけのお世話中…かな?
宮城県の銀ざけは生でも美味しくいただけます(勿論火を通しても!)。
最近銀ざけを使ったお料理を提供するお店が増えてきていますので、
飲食店にお立ち寄りの際は是非お試し下さいね!
養殖用ロープの手入れをする漁師さん。
普段接することの少ない職業について、僅かながら知ることが出来ました。
しばらく海上を移動し、ある地点で船の速度が緩みました。
どうやら養殖場に到着したようです。
村岡さんがワイヤーで海中から吊り上げたのは……
通称『海のパイナップル』・ホヤです!!
この姿にK様ご一家も感動されていました。
養殖ロープに密集する3年物のホヤ。見事な大きさです…!
黒い貝はいわゆるムール貝です。
南三陸では“シュウリ貝”と呼ばれ、どちらかといえば嫌われ者。
ホヤと同じ栄養分を欲し、尚且つロープの重量が増えてしまう為です。
「ホヤの赤ちゃんはオタマジャクシのような姿だ」と教えてくれました。
その後ロープに付着し、殻に覆われた姿になるそうです。
海はまだまだ不思議がいっぱい…。
まるで果物のようにホヤを採取する村岡さん。
東京で殻付ホヤを見る機会なんてまずありません。
ご家族の皆様それぞれが写真に撮り残されていました。
ここでホヤの試食タイムです。
村岡さんの手にかかると……
一瞬で丸裸に!!流石プロです。
皆様恐らくホヤ初体験かと思われますが、「美味しい」との嬉しいコメント。
ホヤは独特の苦みや甘みが混在する珍味中の珍味です。
ご主人は鮮度が命のホヤの肝も召し上がっていました。
私も肝は未経験です。どんな味がするんだろう…?
ホヤを堪能し、次の養殖場を目指します。
海中のロープから船に降ろされたのは岩のような塊でした。
それを丁寧にナイフで剥がしていくと、中から現れたのは…。
真っ白で大きい牡蠣でした。
都会では剥き身やフライで見ることの多い牡蠣は、実はこういう形で海で
育てられているのです。食卓に並ぶまでには沢山のプロセスを経ています。
海からの恩恵や自然の偉大さを知ることが出来ました。
陸上に戻ってからは、お楽しみの海鮮バーベキュー(オプション)です。
ドーンと網に載せられる大量の牡蠣。海の町ならではのワイルドさ…!!
先程採ったホヤは半分に割って焼きホヤに。
生とはまた違った風味なので、生ホヤが苦手でも“焼き”や“蒸し”なら食べられる
という方も珍しくありません。
村岡さんが今朝釣ったばかりのアイナメ(通称:ネウ)。
ふんわりした白身がとても上品な味わいです。
「普通こういう食べ方はしない」と村岡さんは笑っていましたが、
とんでもない美味しさでした。。
タコは煮ダコとして振る舞われました。
アワビを食べて育つセレブダコ。納得の濃い味です。
抱卵直前で栄養を蓄えている牡蠣には豊潤な旨味があります。
これでもか!と振る舞われる海鮮の品々にお客様のお腹も大満足。
食べきれなかったものはお持ち帰りいただくことも可能です。
実際に海で採ったものを食べ、食物に対する感謝の気持ちが沸きました。
陸上では気付けない、多くのことを学べる「海から学ぶプログラム」。
南三陸の海の魅力を体感されたい方にお勧めのプログラムです。(NIKE)

プログラム料金・留意事項

最少催行人数

8名~最大170名まで
※120名以上は漁港が分かれたり、他のプログラムと組み合わせて回転させる必要があります。

料金

お一人様 3,000円(税別)
オプション:海鮮BBQ体験 +1,500円(税別)/人

傷害保険 お一人様207円(税込)で、傷害保険に加入することができます。
期間 5月~10月(期間外についてはお問い合わせください。)

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