4月22日、泊浜漁港で開催された「極上!三陸ワカメ狩り体験」に同行
させていただきました。船を出すのは町内でも有名な若手漁師さん二人。
とても人気のあるプログラムです。スタッフの私も初参加の為、お客様に
負けず劣らずワクワクしながら出航の時を待ちます。
乗船前に、金比羅丸船頭・高橋直哉さんから紙芝居を用いたワカメの説明が
ありました。種付けから出荷まで、お子様にもとても分かりやすい内容です。
この日は金比羅丸で出航!
ライフジャケットも着用し、準備万端です。
「お子さん達には夢を与えないとね…!」
と言いながら高芳丸船頭・高橋芳喜さんが取り出したのはお菓子でした。
実はこのお菓子、“食べる用”ではありません。
そう、こんな風に海鳥に与えることが出来るのです!
海上にはウミネコやカモメが乱舞し、お客様は大喜び!
そうこうしているうちに、養殖場に到着しました。
片道約10分程度の距離です。
海中で育てられているワカメをワイヤーで吊るし持ち上げます。
お子様たちも興味津々です。
ドーンと壁のように登場した養殖ワカメの山!これは見応えがあります!
「ワカメってこんな感じで育てているんだ…!」
「これ全部手作業!?これから大事にワカメを食べます」
お客様から続々と嬉しいコメントが聞こえてきます。
「このワカメは全部皆様のものです。好きなだけ刈って下さい!」
この船頭さんの言葉を皮切りにワカメ狩りがスタートしました。
慣れない作業に初めは戸惑っていたお客様ですが…。
船頭さんの指導により徐々にコツをつかんでいらっしゃるご様子。
みるみるうちに籠が生ワカメ・メカブでいっぱいに!! 刈り取り後、泊浜漁港に戻ります。
個人的には船での移動が気持ちよく、爽快でした。
普段中々船に乗る機会が無いので、とてもいい思い出になります。
漁師さんお二人が古い映画のワンシーンのように撮れました。
陸地に戻ってからは、メカブ削ぎとワカメの選別作業を体験します。
ここでも船頭さんから丁寧な説明があります。 普段何気なく食べているワカメですが、元葉(もとは)等の部位ごとの
名称はご存知なかったお客様も多かったのではないでしょうか。
皆様真剣に聞き入っていらっしゃいました。
茎と葉を分離する作業では集中力を求められる為、会場は沈黙に包まれます。
それにしても皆様初めてとは思えないほどお上手です。
特に女性の皆様の手さばきはお見事でした!
最後に収穫したメカブとワカメをしゃぶしゃぶにしていただきます。
お湯にくぐらせた瞬間に茶色から鮮やかな緑色に変化する様子を見て、
お客様は大喜び。この食べ方は産地ならではですね!
自分で削いだメカブや選別した塩蔵ワカメはお持ち帰りいただけます。
乗船体験・ワカメ狩り体験・試食、更にはお土産も付いてくるという
お得なプラン!人気があるのも納得です。
今年のワカメ狩り体験は残念ながら募集を終了してしまいましたが、
ゴールデンウィーク特別限定企画として 、
漁師の船に乗って漁場見学!!(詰め放題のお土産付♪)
を予定しています。こちらは漁船に乗っての漁場見学と南三陸特産のワカメ&ホヤの詰め放題が付いた豪華プログラムとなっております。
5月3日(木)・4日(金)、この二日間だけの限定企画です。
皆様のご参加を心よりお待ち申し上げます。お申し込みはお早めに!(NIKE)
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