震災前、志津川地区のおさかな通りという場所に『サタケ理容所』はありました。
※サタケ理容所のきりこボード。(南三陸ポータルセンター敷地内にあります。)
サタケ理容所 きりこボード説明文より・・・
おさかな通りにあった、水色の壁の理容店。昭和14年、先代が理容所を始めました。
ご主人は2代目で理容師歴40年以上のベテランでした。
昭和にタイムスリップしたかのような店内。
なかでも一番目立つ、年代物の大きな鏡は舶来品でした。
「いつか床屋をやめる時が来たらほしい!」とお客様に言われるほど
木の彫刻が施されたシックなものでした。
ものづくりが得意なご主人。
お店の前を通りかかると何か作業をしているご主人の姿をしばしば見かけました。
「耳かき」を作っていたのです。箱いっぱいの手作りの耳かきがありました。
耳かき作りに使う道具の中には、自ら作ったものもあります。
そんなこだわりの道具で、竹を切り出し、乾燥させ、削り出し、時間と手間をかけて一本一本ていねいに作り、お客様にプレゼントしていました。
年代物の鏡に耳かきが隠れているきりこです。
常連さんたちに大人気だった耳かき。震災後も頼まれて作ることはあったそうですが、この度さんさん商店街内のおしゃれ空間Lipsさんで取り扱いを開始しました!
佐竹さんの娘さんとLipsの店長さんが知り合いだったこともあり、取り扱いを開始したそうです。
ひとつひとつ手作りで仕上げられるこの耳かきは、機能性も抜群!
一家に1本欲しい代物です。
その他にも店内では化粧品や衣類、バッグ、靴なども取り扱っております。
是非お立ち寄りください!
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