仙台市立五橋中学校様「まゆ細工体験」実施レポート
■実施概要
【団体】仙台市立五橋中学校
【日時】2021年5月13日 15:30~17:30
【人数】73名
かつてこの町で盛んに取り組まれ、世界的にも有名となり、今も南三陸町に根付いている養蚕業。絹糸の原料となる「まゆ」を使用し、生徒さん達がお花のコサージュ作りに挑戦されました。講師には地元のお母さんたちを迎え、生徒さんたちも真剣に取り組んでいるようでした。
■体験の様子
まずは密を避けるため73名の生徒さんを二つの会場に分け、体験会場へ入りました。
その後はスタッフからの挨拶、お母さんたちからのお花のコサージュ作成に伴う説明が行われました。
そして、いよいよまゆを使ってお花のコサージュ作成開始!
作成が始まるとハサミなどを使用し、生徒さんたちはお花のコサージュ作りに真剣な様子。
様々な色付けがされたまゆを生徒さん一人一人好みの組み合わせを選び、ハサミで形を作った後、コテという機械でお母さん方が生徒さんの希望に沿った組み合わせで型をつけてくれます。
その中で、
「どの組み合わせにしたいの?」「濃いピンクの上に白でお願いします!」
などといった生徒さんとお母さんとの交流が見られました。
その後、まゆで作成したお花や飾りの葉っぱなどを白い鉢に配置し、世界で一つだけの個性豊かなお花のアレンジが完成しました。
■最後に
海と山の資源豊富な南三陸町。
その中でも意外と知られていないのが明治時代に全国的に盛んとなっていたこの養蚕業。
その歴史、文化に触れ、実際のまゆを使用して作成した完全オリジナルのまゆ細工に「またやりたい!」や「次はちがうのを作成してみたい」といったお声をいただきました。
また、生徒さんにとって今回の個性豊かな11人の地元のお母さん方との交流は新鮮かつ楽しんでいただけたのではないでしょうか。
また、お会いできることを楽しみにしております。