南三陸町概要

南三陸町とは?

 南三陸町は宮城県北東部の本吉郡に所属する小さな町です。

 志津川湾をぐるっと囲む地形、町境は分水嶺となっており、南三陸に降った雨や雪解けの水のほとんどが、志津川湾に注ぎこみます。

 町の基幹産業は自然の恵みを活かした養殖漁業。湾の中では牡蠣やホタテ、ワカメやホヤが養殖されています。また町には有名な観光スポットはありませんが、1つ1つの小さな地域の宝が光り輝く、そんな観光交流を目指してきました。

 2011年3月11日 東日本大震災は多くのものを奪い、そして多くのことを教えてくれました。津波のあとも当たり前のように再生する自然資源。海山里の中で育まれ、郷土の中で継承されてきた人々の生業や暮らし。この地域に普段当たり前にあったものすべてが、貴重で価値あるものだと改めて気づきました。そしてすべてを失っても力強く、未来に前進する町民の生きる姿がここにあります。

 震災の教訓を伝えるプログラム、地域の元気を届けるイベント、自然のフィールドを活かしたアクティビティなどを準備し、地域一丸となって、皆様のお越しをお待ちしております。

 

南三陸町の位置

 

南三陸町カレンダー

 

南三陸町内の取り組み

記憶に残る体験学習をしませんか?

いのちはめぐる。
人々は山に木を植え 海を耕す。
山の木を切り 鳥を生かす。
海にも森は広がり 魚や貝の寝床になる。

自然の猛威は時にすべてを奪い 私たちは生かされている身の 小ささを知る。
祭りや暮らしの中に息づく文化の かけがえのない美しさを知る。
人が力を合わせ 知恵を出し合う強さを知る。
そして 里海の恵みのありがたさを知る。

めぐるいのちを実感できるこの町で 私たちは生きている。

南三陸町で触れて、見て、感じた記憶が心に残る体験となりますように。