2017年、今年の南三陸町は、3月には本設の「さんさん商店街」がOPEN予定、三陸道「南三陸海岸IC(仮称)」が開通予定、4月には本設の「伊里前商店街」がOPEN予定、7月には町営海水浴場「サンオーレ袖浜」が復旧予定、大型スーパーがOPEN予定など、更なるまちづくりのステージになったことを感じさせてくれます!
そんな新しく出来上がっていくものもあれば、
その役目を終えるものもあります…
…それが震災直後から人々の生活を支えてきた『仮設住宅』です。
震災当時、南三陸町内だけでも約60箇所、2000戸を越える仮設が
建設され、避難所生活から多くの住民を受け入れてきました。
あれから間もなく6年、場所によってはすでに解体が始まり(終わり)、場所によっては集約がなされ、場所によっては今後の移住推進への活用などが検討されております。
仮設住宅の解体・撤去は人々の生活が新たなステージに入ったことを意味するものでもありますが、その解体の様子を見るとなんだか寂しいような感じもしてしまいます。「仮」とは言え、多くの人々にとって「家」としての役割を果たしてきましたし、その一軒一軒にはやはり想い出が詰まっているものですから…
こうした感傷はあるにしても、それぞれの新たな暮らしがスタートしたことはとても喜ばしいことです♪♪♪
それぞれの地区の高台住宅建設も進み、新たな生活基盤が整備されつつあります。
※高台に整備される団地の様子
※建築中の住宅の様子
つい先日も、町内で2箇所の道路開通があったりと、町の様子もみるみる変わっていくと思います。
町としても、個人としても新たな「未来」に向かっていくことはとても大切なことではありますが、仮設住宅暮らしを含め、こうした過去の積み重ねのおかげで今があるということを、感謝とともに時折思い返せたら良いなと思います。
※1/31に開通した「県道清水浜志津川港線」の様子
※1/31に開通した「復興拠点連絡道路(中央)」の様子
間もなくその役目を終える「仮設住宅」たち、震災直後
から皆の生活を支えてくれて本当にありがとう。。。
お疲れ様でした。。。。。