冬の気配が訪れつつある南三陸町です。
この季節、一年振りにその姿に出会えることを期待して、
私は何度も町内を流れる川を覗き込みます。
まずは歌津地区の伊里前川(いさとまえがわ)です。
お、いました!!そう、鮭です。
毎年早い個体は、10月初旬に川を遡上し南三陸町に帰ってきます。
拡大するとこのような感じです。
雄雌のペアで、実に仲睦まじいこと…!
続いては志津川地区の八幡川(はちまんがわ)です。
下流は大規模な工事をしていますが、志津川中学校のあたり
まで来ると川の水位は低くなり、透明度が増します。
数日前は確認出来ませんでしたが果たして…?
いました!!
尾びれで水面を打ち付けているのが見えます。
ちょっと保護色状態で見えづらいですね…。
赤い円で囲ってみました。
長旅で身体はボロボロ。色も白みがかっています。
最後にもう一箇所。
同じく志津川地区の水尻川(みずしりがわ)です。
周辺工事の影響か、川の水は茶色です。
これは難しいかな…と思いつつも上流の観測ポイントへ。
おー、いました!
尾びれが痛々しいですが、流れに逆らいつつ泳いでいます。
周囲の環境は人間の頭でも追い付けないほどに変化してしまいましたが、
鮭たちは今年も故郷を間違えず、無事辿り着き始めています。
この感動が忘れられず、毎年その帰りを待ち侘びる私です。
鮭の遡上は1月頃まで続きます。
南三陸町にお越しの際は、川の浅瀬を覗いてみて下さい。
懸命に生きる鮭たちの姿をご覧いただけると思います。(NIKE)
前日の雨はどこへやら。
長袖では少し暑いくらいの陽気のもと、
入谷ひころの里で行われた「ひころマルシェ2017秋」へ行ってきました。
約40ほどのテントがずらり。
美味しいものから、おしゃれ小物、暮らしを彩るクラフト品まで、
素敵なお店がたくさん。
可愛らしいおにぎり屋さん。
先日から町内でインターン活動をしている大正大学の学生さん。
来週はこのお兄さん方の出番です☆
UTAKKO BURUMEのブースもありました。
青空の下、お針子チクチク。
あー、なんて素敵な空間なんでしょうか。
仕事でなければぜひぜひ参加したかった。。。
お気に入りの服や、大切なくつしたをずっと大切に使い続けたい。
そんな素敵な手仕事「ダーニング」
カラフルな糸で繕うお直し講座も行われていました。
↑手前に写っているのがくつした。
かかと部分をカラフルな糸で繕ってあります。
広々とした空間に、
やさしい音楽がゆるやかに流れていて、何とも居心地のいいこと。
小さなお子さま連れのご家族も、のんびり伸び伸び楽しそう。
もちろん、美味しいもの大好きな方にも大満足なイベントでしたよ。
私が会場に着いたのは午後1時。
残念ながら4店舗ほど出店していたパン屋さんは全てSOLD OUTになっていたので、
次回開催時、お目当ての「アレコレ」がある場合は早めのご来場をオススメします。
(ひころマルシェは今のところ、年2回の開催のようです。)
とはいえ。。。
ビーンズくらぶさんの「ねぎ焼き」
kajikiyaさんの「キッシュ」
おにぎり屋台さんの「しそおにぎり」
WEのスープラボさんの「野菜ときのこのポタージュ」
ぬくもり工房さんの「甘酒」
。。。と、十分堪能させていただきました。
どれもこれも愛情盛りだくさんで美味しゅうございました〜。
次回、開催も楽しみです。
開催日時が決まり次第、
観光協会HPでもお知らせしますので、乞うご期待☆
2017年10月8日(日)。
歌津地区商店街コミュニティ施設の上棟式が執り行われました。
前日の雨が嘘のように、抜けるような青空が広がっています。
仮設の階段を上り、式典の会場である2階のテラスへ。
僅か数日前に来た時には基礎と足場しかなかったのですが、
この日までにあっという間に組み上がった印象です。
上棟式といえば、楽しみなのは餅まきです!
商店街のメンバー初め、若手が中心となって次々と撒きます。
私は餅を待ち構える町の皆さんの表情が大好きです。
ほぼ例外なく、笑顔が溢れるからです。
ハマーレ歌津に来ていたお客様から、
『今時こんな餅まきは珍しいですね』
という声が聞かれました。
都会では中々お目に掛かれない、幸せな風習。
これからも大切にしていきたいですね。
現在ハマーレ歌津では、このコミュニティ施設の名称を募集しています。
皆さんが考えた名前を、南三陸町の歴史に刻むチャンスです!
詳しくはコチラをご覧下さい。
沢山のご応募をお待ちしております!(NIKE)