おはようございます。
かとぱんです。
やっと暑さが和らいできたと思ったら、
冷たい空気が入ってきて一気に秋らしくなりました。
そして夏休みも間もなく終了ですね~
都会の方では8月中が休みらしいですが、
この地域では既に子ども達の学校がはじまっています。
大人になると中々長期休みはなく、
毎日が夏休みのような生活をしたい願望が
日に日に強まってくる今日この頃です。
さて、今夏も多くの子ども達が全国からこの南三陸を訪れてくれました。
今日はその一部をちょっとだけ紹介します。
まずは中学生の洋上見学
漁師さんが先生役となり、実際の漁船で養殖施設の見学を行います。
海からあがった海産物を試食し、
その味に大きな歓声が上がっていました。
港に戻ってからは漁師さんのお話。
「海を恨んでないですか」との生徒さんの質問に、
言葉を選びながら
「恨んではいない。今までもこれからも海の恩恵をもらっているから」
と答えていました。
都会のスーパーにも並ぶ、この町の海産物、南三陸の
文字を見たらぜひ手に取ってほしいと思います。
この夏は民泊にも来てもらっています。
1泊もしくは2泊、この町の一般家庭のお家で生活する民泊体験は
地域の方々が10年以上も前から実施しています。
農業の手伝いや食事の準備、各家庭で生活体験をするものです。
来町した日はちょうど花火大会もあり、
家庭の方といっしょに花火を楽しむこともできました。
たかが1泊の交流ですが、出発の時は別れを惜しんで、涙・涙。
帰っても南三陸の事を忘れずまたいつか訪れてもらいたいですね。
受け入れは山間部の活性化にもなります。
国内だけでなく、遠くアメリカの大学生も来町しました。
震災学習やこの地域の伝統・文化や食について学ぶ時間です。
私も交流会では通訳なしの席に案内され、
ドキドキしながらもワンピースネタで乗り切りました!
世界共通なんですね~
東京からは小学生が海藻おしば講座に参加。
海藻の色の秘密を紐解きながら、
地球の環境や海を守っていくことの大切さについて学びました。
講義のあとは実際の海藻を使用したおしば作品を製作、
皆さん真剣に作業に取組み、個性的な作品に仕上げましたね。
都市部に住む子ども達が、普段口にする食べ物、自然や一次産業を
身近な事、自分事に考えるきっかけになってくれればと思います。
たくさんの子ども達には
南三陸で学んだ事を今後の生活にぜひ活かしていってもらいたいです。
また、「南三陸はすごくいい所だったよ」と
旅行の思い出を家族や学校で南三陸の話をしてもらうこと、
そして機会があればまた来てもらうこと。
今後も交流が継続していく事は私たちもにとっても大変嬉しいものです。
みなさん明日は福興市へ~!
夏休み最後の思いでも
ぜひ南三陸で作ってください~!