超大型の台風21号が南三陸町を通り過ぎました。
被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。
今のところ南三陸町内での大きな被害は報告されていないようですが、
やはりその爪痕は色々な場所で見受けられます。
雨が止んだのを見計らい、町内の様子を見に行きました。
八幡川は茶色く濁り、遡上した鮭を押し返さんばかりの勢いで
海に向かって流れ込んでいきます。
至るところで工事用のフェンスが倒れていました。
今日は工事に手を付けられず、台風からの復旧作業に追われたり、
お休みになってしまった現場が多かったようです。
新しい団地脇に植えられた木が何本も折れていました。
通勤途上、他の場所でも同様の光景が見られました。
海も荒れています。
モアイ岩に激しい波がぶつかり、白い飛沫を上げていました。
台風がやってくると、毎回牡蠣やホタテの養殖棚が心配になります。
大きなダメージが無ければいいのですが…。
道路も冠水している場所が何か所もありました。
この道は大雨の後いつも通行止めになります。
左手側は、かつて気仙沼線の志津川駅があった場所です。
稲を刈った後の田んぼも水浸しに。ここは田んぼアートの跡地です。
周囲には刈られていない田んぼもあり、そこでは稲が倒れていました。
しばらくすると、海の向こうに虹が掛かりました。
よく見ると、うっすらとダブルレインボーです。
選挙が終わった南三陸町。明るい未来の暗示でしょうか…(笑)。
今朝は4時40分頃に土砂災害警戒の緊急速報が大音量で鳴り響き、
その後も防災無線で停電地域の報告が入る等、慌ただしい一日の
始まりとなりました。
自然災害はいつ発生するかわかりません。
『備えあれば憂いなし』の精神で、日頃から準備しておくことが
大切ですね。(NIKE)