突然ですが・・・
災害に対する備えはできていますか?

災害は、日本全国、世界中で、
もしかしたら明日、自分や家族、大切な人のもとに起こるかもしれない。

震災を経験した地域、実際の避難所になった場所をフィールドに
震災の経験者から教わる実践型プログラム 防災キャンプそなえ


8月5~6日、実際に実施されたプログラムを紹介します。
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真夏日になった8月5日。
長野県から高校生が参加しました。

「防災キャンプそなえ」に高校生が参加するのは初めて。
いったいどうなってしまうのでしょうか?

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まずは、イントロダクションワーク

震災当時の町の様子、そして避難所の様子を紹介、
トイレを済ませて、いよいよスタート・・・

このプログラムは南三陸を旅行中、地震に見舞われ、発災。
避難、避難所での生活を余儀なくされるという設定でスタートします。

実際の参加者にも事前に伝えている情報はこの程度。

次に何が起きるかわからないのがこのプログラムのポイント!
参加者は次々にミッションをクリアしていきます。

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気付いたら発災・・・けもの道を避難します

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不安な気持ちで殺到する避難者に対応します



突然訪れる過酷な状況、
協力し合うしか、ありません。

「だんだんイライラしてきたよ~~~ストレスが溜まってる感じがする」
「誰が仕切るの?日が暮れちゃうよ、時間がない」

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「この方法は本当に皆が納得していますか?」
「1ヶ月先も生き延びられますか?」
「他に良い方法はありませんか?」

時にはスタッフが、判断をサポートする声がけを行います。
でも、考えるのは参加者自身。
答えが見つからなくても、限られた時間で考え、そのときの最良の決断を下します。


19時。
だんだんと暗くなってきました。
でも、暑さはなかなかおさまりません。

「水、飲んでますか?倒れてしまっては大変ですよ!」
「衛生面は大丈夫か。ノロウイルスになったら大変」

スタッフ、職員からも厳しい指導が入ります。
安全に避難生活を送らなくてはなりませんからね!

避難者の名前を張り出したようです。

避難者の名前を張り出したようです。

 

「発災して1日目、今この瞬間も余震におびえ、
家族と連絡がつかず、寒さに震えた人がいました。
他人事じゃありません。
本当に、ここにいたんです。
この経験をどう活かすか?考えながら過ごしてほしいと思います。」

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身体を拭く「シャワールーム」を設置したようです。

 

今回の参加者の皆様は、とっても早起きでした。
「全然眠れなかった~」と言いながらも、
朝の準備をしました。

昨日よりもペースがゆっくりに思えます。
発災2日目、疲れがでてきたのでしょうか。


翌日は、想像力を働かせ、長野県にタイムスリップ!
「考える」時間です。
昨日からおきている発災~1日目、2日目の出来事は
何もここだけのことじゃありません。

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あれ、学校に避難備蓄ってあるのかな

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学校で被災したら家に帰るのは何日目だろう

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最後はそなえ宣言!実行してくださいね!

参加者からは
「自分たちだけではなく、学校の友達や家族にも知ってほしいよね」
「学校って避難所になるのかな?わかんないや・・・」

「自分たちが学校で被災したら、地域の方を守れるかな」
「やってみて初めてそなえの大切さが分かった。電気、水、食べ物もありがたい」
との声が挙がりました。

暑い夏の防災キャンプはスタッフも初めて。
でも、冬には冬の、夏には夏の
長野県には長野県の災害とそなえがあるはずです。
スタッフも身をもって、そなえの大切さを考えさせられることになりました。

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防災キャンプそなえ
8月5日(金)13:00〜8月6日(土)9:00
長野県飯田市の高校生15名、社会福祉協議会職員の皆様
実施主体:南三陸町観光協会・平成の森
協力者:伊里前福幸商店街 みなさん館 歌津地区の方々

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