日々、景色の移ろいが激しい南三陸町。
車の運転席から眺める景色と、歩いて体感するのとは
印象がだいぶ異なりますよね。
南三陸町観光協会では、一緒に“まち”を歩き、
震災時の状況や、現在の町の様子についてなど、
南三陸町をより知っていただこうと
「まちあるき語り部」を実施しております。
昨日(3月22日)、「まち歩き語り部」に同行してきましたので、
その様子をちょっぴりレポート。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「まちあるき語り部」
本日のガイドは観光協会が誇るベテランコンビ!
佐藤正文さん&芳賀タエ子さん。
「南三陸ポータルセンター」に集合していただき、
プログラムのスタート。
まずは、南三陸町の概要や震災前の周辺の様子など、ガイドが事前説明を行います。
次に、ポータルセンター内にある「アーカイブ展示」をご覧いただきます。
津波が押し寄せる様子を志津川中学校から撮影した画像や、震災前と震災後の志津川地区の航空写真など、
当時の生々しい様子、かつての南三陸町の面影を垣間見ることができます。
※ただいまヒューマンギャラリーの展示はお休みいたしております。
今回は、「東コース」へご案内。
南三陸ポータルセンターでガイド合流⇒⇒震災写真展の見学⇒⇒元慈恵園⇒⇒志津川高校下⇒⇒高台から町を俯瞰⇒⇒さんさん商店街へ
東日本大震災を経験したガイドが当日の様子を振り返りながらゆっくりと語ります。
かつて住宅や商店が立ち並んでいた町並みは、盛土によってすっかり様変わり。
震災前の風景を思い返すのは、地域住民にとっても難しくなってきたなと感じるこの頃です。
このような「語り部」を通して、被災した町「南三陸」だけではなく、
かつての「南三陸町」についてもぜひ知っていただけましたら幸いです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
『まちあるき語り部』
3月22日(火)10:30〜約1時間(東コース)
東北学院高校様 6名
担当ガイド:佐藤正文・芳賀タエ子