南三陸町観光協会のスタッフブログ

11月18（水）-11月19日（木）
FSCチェックツリーツアーを実施いたしました。
今回はスターバックスコーヒージャパンの皆様、20名に参加いただきました。


【1日目のリポートについてはこちらから】


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○2日目

本日はすっきりとした青空が広がり、漁業体験にはうってつけの朝。



2日目は南三陸町の一次産業である漁業について、そして海と山とのつながりや環境についてじっくりと学んでいきます。
まずは、戸倉地区の水戸辺漁港から漁船に乗り込み、
養殖施設の見学を行いました。



普段、フェリーや遊覧船に乗ることはあっても、漁船に乗ることはなかなかできない体験です。
もちろんこちらの船も、普段漁師さんが漁に出るために使っているもの。

海面には養殖のブイが整然と並んでおり、
素人には見えない海の道があるようで、漁師さんはすいすいと船を走らせます。
広い海の上、同じ色のブイが並んでいても景色が同じように見えても、
漁師さんは当然迷うことなく自分の養殖場へ船をつけます。



獲れたて新鮮このうえない！ホタテと牡蠣を漁船の上で試食させていただきました。

みなさんの笑顔がその美味しさを語っておりますね。
「あま〜い」「おいし〜」と2日間で一番の盛り上がりだったかもしれません！
（漁師さんもその声を聞いて、ホタテや牡蠣を剥く手が止まりません笑）

およそ2時間の漁業体験。
なぜ南三陸の海産物が美味しいのか？
海の上から山を眺め、漁師さんより直接お話を聞けるので、なるほど直球で心に響きます。



終了後、漁師さんを囲んで記念撮影。



同じく戸倉地区にある「農漁家レストラン慶明丸」にて昼食タイム。



牡蠣ご飯に牡蠣酢、志津川タコの刺身やイクラ、このあとホタテの殻焼きも登場しました。

さきほど漁場を見学してきたことにより、
目の前のごちそうが、まさに志津川湾の恵みなのだということに気づかされます。



昼食後、慶明丸のすぐ後ろてにある「波伝谷屋敷ふるさと資料館」を見学。
こちらは、ツアーの講師でもある鈴木さん宅跡地に建てられたもので、
震災以前の戸倉地区の様子や、東日本大震災直後の状況を伝える資料が展示されています。


このあと、太平洋を一望できる町内屈指のビュースポット田束山へ。

この山から辺りを見下ろすと、山と海とのつながりが目で見て実感できるのではないでしょうか。

海と山、一見そこにあるのは当たり前とその価値を見過ごしてしまいそうになりますが、実は、海があるから山の木々がイキイキと育ち、
山があるから豊潤な海の恵みが育つのだということをじっくりと体感することができた2日間。

自然は自然でありながら、人が手をかけ守ってきたもの。
海と山が密接している南三陸町だからこそ伝えたいこと、
林業家や漁師の熱い想いを通して、自然環境についてじっくり考えてみるのはいかがでしょうか？

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【FSCチェックツリーツアー2日間スケジュール例】
◆1日目：
10:00-11:00　オリエンテーション
11:00-12:00　昼食（さんさん商店街にて自由食）
12:00-12:30　移動（間伐体験場所へ）
12:30-15:30　間伐体験＆チェックツアー
15:30-16:00　移動
16:00-17:00　丸平木材見学
17:00-17:20　移動
17:20-18:00　フロンティアジャパン見学
18:00-18:10 　移動
18:10             　宿泊場所へチェックイン

◆2日目：
8:30-9:00　宿泊場所出発、移動
9:00-11:00　漁業体験
11:00-11:20　移動
11:20-12:20　昼食（農漁家レストラン慶明丸）
12:20-12:35　波伝谷屋敷ふるさと資料館見学
12:35-13:15　移動
13:15-13:45　田束山見学
13:45-14:15　移動
14:15-14:45　2日間の振り返り
14:45-15:30　さんさん商店街見学、買い物
15:30　　　　ご出発

◆料金
大人お一人様　18,000円
※ツアー体験料、宿泊費（１夕飯、1朝食）2日目昼食、保険料含む