5月14日(日)、南三陸ハマーレ歌津特設会場にて「第68回つつじ満開!しろうおまつり福興市」が開催されました。
前日から雨が続き、小雨のなかでのオープニングセレモニーとなりました。
雨男として有名(?)な、福興市・山内実行委員長と佐藤町長の挨拶の後、
晴男の南三陸ハマーレ歌津・高橋会長が「2対1で勝てませんでした…」と残念そうにお話しになり、 会場は笑いに包まれました。
そして、福興市名物のふっこう青年会・工藤会長による開会宣言。
雨雲を吹き飛ばすような元気な「エイエイオー!」が会場に響き渡りました。
この日は特別。
震災前から大人気のイベント「しろうおまつり」と、
音楽イベント「南三陸HOPEFESTIVAL」、そして「福興市」が合同開催致しました。
「しろうお」は春を告げる魚。
なんとも愛嬌のある顔ですね~めんけなぁ。
伊里前商店会の皆さんが特別企画を実施してくれました。
1つ目は「しろうおすくい」。
子供たちに大人気!
金魚よりしろうおの方がすくいやすいんでしょうか?
とっても上手にしろうおすくいをしていました。
2つ目は「しろうおの踊り食い」。
噛まずに飲む!
勢いよくいく方、しばししろうおと見つめ合ってためらう方、様々。
この時期、この場でしかできない体験を楽しんでいただけたようです。
さらに、商工会女性部の皆さんが「しろうおのお吸い物」を販売。
準備から笑顔が溢れ、さすがのチームワークと活気でブースの周りは賑わっていました。
出来たての優しい味のお吸い物は、雨で冷えた身体を、ほわりとあたためてくれました。
そして福興市では先月に続き「ほや詰め放題」を実施!
雨なんて関係ない!というほどのほや人気でした。
歌津で水揚げされた鮮度抜群の旬のほや。
漁師さんの愛情と栄養を蓄えて大きさも十分!
1つでも多くほやを袋に詰めるべく、皆さん真剣です。
「お父さん!そいづはいれすぎだいっちゃ~!」
「な~に!まだへってば!!ほれ…あら?」
「欲だかりすっから袋やぶれだっちゃ!」
「こんなに詰めであどで剥ぐのひででばや~」
そんな会話が飛び交い、笑い声も絶えませんでした。
会場から溢れる笑顔が雨雲を追いやり、雨が止んできました。
そのタイミングで行うのは…
これまた福興市名物の「餅まき《通称:福まき》」
福興市メンバー、高橋会長、南三陸HOPEFESTIVALの皆さんの気合は十分!
ステージ前には多くのお客様が集まってくださいました。
そして餅まきがスタートすると、会場は笑いと歓声が溢れました。
もちろん企画だけではありません!
会場には南三陸町らしい地元の味が勢ぞろい!
B級グルメ「さんさんタコバーガー」
大人気の蒸し牡蠣。
オリジナル「タコチャーシュー」がのった沖縄そば
海友会の皆さんによる「兜焼き」
長い列ができるほどの人気でした!
イベントブースだけでなく、南三陸ハマーレ歌津の各店舗も大人気。
そして見事なステージの上で圧巻のパフォーマンスが続く南三陸HOPEFESTIVAL
音楽と熱気、歓声と笑顔、そのパワーを感じる日となりました。
「つつじ満開!しろうおまつり福興市」おかげさまで盛況のうちに終えることができました。
雨のなかご来場いただきました皆様、ご協力ご支援くださった皆様に心より感謝申し上げます。
次回の福興市は6月最終日曜日!旬の銀ざけとホタテをテーマに開催予定でございます!!