南三陸応縁団で実施されている「おでって」作業。南三陸町民をお手伝いしながら、交流を深めていくプログラム。
2015年から2年間で3,000人を越える応縁団員が参加してくれています。
このおでって作業に、プラスアルファの要素を加え、南三陸応縁団で打ち出そうとしているプログラムのモニターを3月15日、16日の2日間実施しております。
このモニターに参加いただくのは上智大学、尚絅学院大学の学生さんです。
通常おでって作業は現場へ向かって作業をして1日が終わりますが、今回実施しようとしているプログラムは、参加するおでっての分野の事前学習をしてから作業に臨む、1泊2日の行程を設定。
■1日目
まずは、講話から始まります。今回のおでっての分野は農業です。
講話のテーマは「耕作放棄地や担い手不足」
農業従事者の高齢化は南三陸町のみならず、全国的に問題になっていること、耕作放棄地をなんとかしようと考えてもその農地を管理する人材が必要であること。
学生達は普段触れる機会の少ないお話しを真剣に聞いていました。
翌日の実際の農作業での考えながら作業する、に繫がります。
この日の宿泊は、民泊。農家のお宅に宿泊です。
参加の皆様は民泊は初めて、とのこと。
どきどきの対面式。
ここから各家庭へお邪魔します。
■2日目
一晩という短い時間の中でしたが、学生もたくさんお話が聞けた、充実した一晩だったとの感想。
名残惜しい中記念撮影をしてお別れです。
そしてここから二日目の活動が始まります。
初日に学んだ農業に実際に触れる時間です。
現場は農工房。
担当者からの説明を聞いて、いざビニールハウスへ!
ネギに水を掛け
運搬。小さい苗でも既にネギの形をしていることに驚き。
この苗を別の班が作っている畑に運び、定植する作業に続きます。
二日目午後の様子はまた、後日レポートします。
このように南三陸応縁団では、団体向けに、おでってに加えて学びの要素、宿泊までをセットにしたプログラムを考えております。
興味のある方は南三陸応縁団事務局までお問い合せください。