南三陸町観光協会のツアー・プログラムの中の一つ「浮き玉語りと海ごはん」
今回のみなレポでは11月9日“大衡村婦人防火クラブ交通安全母の会”様がご参加いただいた際のプログラムの様子をご紹介。
場所は南三陸町戸倉の波伝谷にある「農漁家レストラン 慶明丸」
プログラムの内容は、お食事と店主の三浦さき子さんによる震災語り部講話です。
まずはお食事。
「海鮮丼」か「季節の炊き込みごはん」のどちらかを選べます。
今回の写真は「海鮮丼」の写真ですが、内容は海鮮丼・ムール貝の汁椀・蒸し貝(ムール貝や牡蠣等)
南三陸町観光協会のホームぺージ上のお食事案内は「「海鮮丼」もしくは「季節の炊き込みごはん」」としか記載していませんが、皆さんのテーブルをご覧いただくとわかる通りそれ以外も贅沢に用意されています。
また、炊き込みご飯にもお刺身がついていました。
どちらを選んでも南三陸町の食をお楽しみいただけます。
参加いただいた皆さん、おいしそうに召し上がっていらっしゃいました。
料理食材は季節や仕入れによって変わるので、何度でも楽しめる内容ですね。
お食事が終わると、さき子さんによる震災語り部講話です。
2011年3月11日に起こった「東日本大震災」
大災害の中でさき子さんが体験したお話が聞けます。
当時はどのような状況だったのか、一度はなくなってしまったレストランがなぜ再開に至ったのか。失った物は大きかったが、その後得た縁や繋がりについてなど。
また、このプログラムの名前にある「浮き玉」に関しては運命とすら思えるようなお話でした。
参加された皆さんは真剣なまなざしでそのお話を聞いておられました。
辛いことや大変なことだけではなく、その後の出会いや縁の大切さなど、多くの学びのあるお話だったと思います。
震災から6年以上の月日が経ちましたが、復興にはまだまだ時間を要します。
この未曽有の大災害を風化させることなく、学んだことやその中で得た教訓を皆さんにも聞いていただき、ご自身の生活に、また、その次の世代、さらに次の世代へと引き継いでいただければと思います。
催行の際にプログラム取材をさせていただいた
“大衡村婦人防火クラブ交通安全母の会”様、ご協力ありがとうございました。
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プログラム内容:「浮き玉語りと海ごはん」
団体名 :大衡村婦人防火クラブ交通安全母の会 様
日 時 :平成29年11月9日
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【浮き玉語りと海ごはん】に関して
■最小催行人数:10名~ (最大35名)
■料金:お一人さま2,000円(税込み)
※プログラム開始時間は11:00~13:00とさせていただきます。
「浮き玉語りと海ごはん」の詳細に関しては、こちらからご確認ください。