すっかりブログの更新が遅くなってしまった、とっちです (。・ε・。)
決してワールドカップに熱中しすぎて忘れてしまったわけでは・・・
ありませんw
2014ブラジルW杯、1ヶ月に渡る激闘が終わりましたね~!
ドイツ代表おめでとうございまーす!!
実はドイツと南三陸には昔からの繋がりがあるのは皆さんご存知だったでしょうか。
南三陸町がまだ合併する前、旧志津川町と旧歌津町だったわけですが、
その歌津で「モノティス」という化石を発見したのがドイツの地質学者で
あるハインリッヒ・エドムント・ナウマン博士です。
そう、あのナウマン象のナウマンです。
※この方です
それからまた歌津で、2億4千年前の魚竜化石が発見されたのち、同じ
魚竜化石が出土したのがイタリアのベザーノとドイツのホルツマーデン
だったことから、友好都市協定を結び、お互いにホームステイ交流を
した歴史があったんです。
昨年には世界最古級となる海の爬虫類(海竜)の化石も発見されてたりと
南三陸にはまだまだ貴重な資源がたくさん眠っているかも・・・ですね
(´-。-)。o○
実は協会のお仕事の中にも、そんな貴重な資源を残していくための
お仕事があります。
町内でのイベントやツアーの情報、魅力的なスポット、旬の食材紹介
などなど、地域の光る資源を発信していくのが、普段皆さんが目にする
“表側”の情報ですが、実は表にあまり出てこないお仕事もしています。
それは“町の記憶を記録していく”ことです。
東日本大震災から3年、町内各地の風景は震災前からはもちろん
いまも刻一刻と目に見える風景が姿を変えています。
普段なら通り過ぎてしまう風景であったり、これから新しく町が
創り上げられていく姿を定点から撮影したり、動画として記録
したりと、各スタッフが合間を見て行っています。
これは南三陸町歌津・名足地区に建設中の災害公営住宅で
今年の4月に撮影したものです。
こちらは町内で一番早く入居開始となる2ヶ所の地区の一つです。
んん?!
赤〇の中はもしや・・・UFO?
と思って拡大してみたら・・・・
虫でしたw
そしてこちらが6月中旬頃の様子。
ほぼ形が出来上がっています。
予定だと8月1日より順次入居が開始となるようです。
こうして仮設住宅からの引っ越しが少しずつ始まろうとしています。
次は志津川地区の中心部になる予定の場所。
7月30日からこの地区の国道付け替えがいよいよ始まります。
今まで直進していた路線は全て通行止めになり、上り下り共に
迂回路を通行する形になります。
赤が現在通行止めの道路。
青が7月30日(予定)から通行止めになる区間。
黄色が迂回路になります。
旧防災対策庁舎には立ち寄りすることは可能ですが、398号線
さんさん商店街方面へは通り抜けできませんのご注意ください。
八幡川沿いの398号線。
もう少しでこの道も通ることが出来なくなります。
復興が進むにつれて馴染みの道や風景がまた少しずつ
この町から消えていきます。
そんな風景を“未来へのキオク”として記録し、伝えていくのも
私たちの役割の一つです。
撮りためられた写真やこれまでの震災関連資料などは
「今を生きる人々の言葉を伝える
~南三陸ストーリー~東日本大震災の記録」
にてご覧いただけます。
現在は内装工事のため、ご覧いただくことはできませんが
7月末より再オープンする予定ですのでお待ちください。
それでは最後にイベント告知!!
まずは夏まつり第1弾!
「志津川湾夏まつり福興市」7月26日(土)開催!!
今年は震災後初の志津川漁港を会場にした夏まつりが復活します!
トコヤッサイコンテストやよさこいパフォーマンス、
マーチングバンドパレードなど企画盛りだくさん♪
花火は2011年の“子ども夢花火”以来となる海での打ち上げとなります!
次に夏まつり第2弾!
「歌津復興夏まつり」8/10(日)・11(月)2days開催
10日(日)には昨年に引き続き、BEGINの皆さんの出演が決定~!
11日(月)は「LIGHT UP NIPPON2014 in 南三陸」として
花火の打ち上げが予定されています。
その他にも出演するゲストアーティストが続々と決まりつつあります。
まもなく夏まつり専用のホームページも公開となりますので、そちらで
タイムスケジュールや出演者、イベント詳細情報を配信する予定です。
さぁ夏の暑さもこれからが本番!!
気合を入れなおして昨年同様、真っ赤にタコ焼けしまっせ~~(-@-)
ほいでは、んでまず。。(σ◉´◞⊖◟`◉o)ンー