かとぱんです。
いよいよ2月も最終日、
まったく一瞬の出来事に感じたのは私だけでしょうか。
2月を振り返り強烈だったのは何と言っても大雪。
町内でもこれだけの雪が降ったのは大人になってから記憶がありません。
雪かきを繰り返し、怠けきっている心身がバキバキと悲鳴をあげました~
しかし昨日あたりからは暖かくなり、
季節の変わり目を肌で感じることができました~
そこで今回は春に向けての情報を少しお届けします。
題して春三昧。
三昧って何だろうかと気になって
三昧スペース語源 で調べてみましたが….
小難しいようだったので
とりあえず春にちなんだ3つの情報を提供することにします~
春一昧 ひなまつりパーティー
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春のスタートは何と言っても
ひな祭り
らしいのです。
そんな行事に合わせて南三陸ポータルセンターでも
ひなまつりパーティーを開催します!
まゆ細工でかわいらしいひな人形をつくったり、
カップ寿司を作って食べたりすることができます。
個人的におすすめなのが、
「なりきり!おひなさま」
着物を羽織って写真をパチリ。
その写真をなんとナント缶バッチにすることもできるらしいので、
お子さんやお孫さんといっしょに楽しむことができますよ~
3月2日の日曜日10:00-14:00の時間で行っています。
豪華なひな人形も飾っていますので見に来てくださいね。
たしか3月3日中に片づけないと、
ムコに行けないとの言い伝えもあるので必ず片づけなければ~
春二昧 キラキラ丼がリニューアル
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今日は2月の最終日
ということは….
本日で南三陸キラキラいくら丼の提供が終了します。
なので
どーーーーーん
やっといただくことができました!
今さらですが…
大好評だったイクラが旬を終え、
3月からは春の魚や海藻、山菜や春野菜を
ふんだんに使用した南三陸キラキラ春つげ丼が登場します!!
4シーズンの中でもっとも見た目が鮮やかなのがこの春つげ丼。
お店ごとの個性も出ていますね。
そこで本日届いたばかりのリーフレットを初公開してしまいます。
協会若手のホープがはじめて手がけたチラシになっていますよ!
春らしい明るく、そしてかわいらしいデザインになっていると思います~
期間は3月から4月末まで。
短い期間ですが、食を通じて春を感じてもらえればと思います。
春三昧 ワカメ収穫体験がはじまります
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ここまでは予想通りの一般的な内容。
ここからがマニア向けになってきます~
昨年からスタートした期間限定のワカメ収穫体験。
大変好評だったために、今年も満を持しての登場です!
今が旬のワカメ漁実際に漁船で漁場に出て、
漁師さんといっしょに収穫を体験することができます。
港に戻ってからは加工作業にも参加、取れたてワカメの試食に、
ワカメのお土産付とワカメ三昧のメニューになっています。
漁港は復旧工事が続いています。
そんな実際の現場も目にしていただければと思います。
先日私もワカメをもらっていただきました。
もうワカメとメカブ、それに米があれば1ヶ月位はかるくイケますね~
体験を提供してくれるのは歌津地区の若手漁師2人。
家業である漁業を再生させながら
新しいことにどんどんチャレンジしているお二人です。
皆さんが来ることを楽しみに待っています!
体験よりも2人の魅力に引き込まれることが予想されます~
春以降もさまざまなメニューを提供したいと、
思案中ですのでどんどんと紹介できればと思っています!
寒さも安らぎ
震災からまもなく3年目の春、
すこしずつでも明るく、希望のある春を迎えたいものです。
かとぱんでした。
こんにちは かとぱんです。
2014はじめてのブログになります
今年1年もどうぞよろしくお願いいたします。
東北地方では(他の地域も同様なのかは不明)1月15日は小正月と呼ばれ、豊作を願ったり、作物のできや天気を占うもの、病気や悪霊を追い払い健康を祈るまじないや火祭りなどが行われます。
「どんと祭」もその一つです。
町内歌津地区でもまさに本日の夜
地域の伝統行事「ささよ」が行われます。
こちらは別の機会に紹介していきます~(HPにも掲載中)
さて、新年一発目
個人的に超おススメのマニアックなスポットの紹介です。
私は入谷地区の山の神平集落にやってきております。
突然ですが、ここには巨石が存在しているのです。
それも1つではなく、幾つも。
この岩の隙間は善人には通れて、悪人には通れないという言い伝えがあり、数年前に挑戦した時はスムーズに行けた記憶があります。
さて、今回はどうか。
だいぶメタボリックにもなってきましたし、
挑戦することををあきらめました…(メタボは通れないのは間違いない)
この巨石群の背面にかまえる山が神行堂山(しんぎょうどうざん)
凄い名前の山ですね。
ちょっと興味があったので、登山口から分け入ってみました~
序盤は薄暗い杉林の中を緩やかな傾斜で進みます。
花粉の時期だったら泣きたくなるような光景…
山に入ると、静けさが増し、
落ち葉と雪を踏みしめる音。
樹木が風に揺られる音。
自然の音に癒されるとともに何か神秘的なものを感じてしまいます。
しかし!
そんな余裕なのは序盤のみ。
中盤からは一気に傾斜が厳しくなります。
雪のせいで少し滑りやすく、道幅が狭いところも。
休憩しながら慎重に頂上を目指しましょう~
急な登りを20分位頑張れば頂上に到着!!
東側に入谷地区の里山・集落と志津川湾を一望できます。
いいカメラを持っていきたいものです。
晴れれば西側に栗駒山や舟形連峰が見えるそうで、こちらも楽しみ。
下りを合わせると所要時間は約90分(運動不足体の参考タイムです。)
こちらは午前からお昼位がおススメ。
なぜなら、それは…
お昼も寄るところがあるからです!
そば処すがわら
震災後隣の地区にオープンしたお店で天ぷら、おそばは絶品。
お客さんの8割は地元の人だそうで、美味しい物を食べ慣れているこの町の人たちが通う名店です。
日帰りの旅はここまで
わずか半日で自然と食を堪能できるはずです。
3流ガイドもしくはコーディネートが
必要な場合は私までご連絡をくださいませ。
せっかくだから宿泊したいいう方にはこちらの2宿をご紹介~
どちらも山の麓にある特徴ある宿になっています。
校舎の宿さんさん館
廃校になった小学校を宿泊施設にしています。
懐かしい学校生活に戻ってみたい。
そんな願望のある方にはいいかもしれません。
料理は地元のお母さん方が郷土料理を振る舞います。
郷の宿 らいじん
去年オープンした農漁家民宿になります。
宿泊は一般家庭で、食事は共同調理。
里山のお母さんと一緒の郷土料理作りをお楽しみください。
地元の方々との交流や家族の雰囲気を楽しみたい方はこちらをどうぞ~
長くなりましたが
日帰り、宿泊でも満喫できるおススメスポットのご紹介でした~
今年も残すところあと一か月
とにかく月日が経つのが早いものです。
本日はかとぱんが担当させていただきます~
このスタッフブログも去年のクリスマスイブから
スタートしているので間もなく一年。
いつもたくさんの方に見ていてだき、大変感謝しております!!
昨日は天気も良く、
町内を廻る機会があったのでその様子を少しだけ紹介します。
伺ったのはMr フランクのところ
フランクはアメリカ生まれのアメリカ育ち
その肩書きだけで、もはや格好いいですね。
ARTで来日したのをきっかけに、
学校の先生をしながら、自然の案内なども行っていました。
町内の方と結婚して、南三陸に住んでいます。
来日して10年くらい!?
年齢不詳→今度聞いてみなければ…
フランクといえば
なんと言ってもカヤック~!
震災以前から個人でも取り組んでおり、
観光協会がカヤック事業をスタートした時も
指導者の育成やツアーガイドとして協力をいただいていました。
ジョーク大好き、でも安全面にはとても厳しい。
スパルタ指導も名物になっていた記憶が…
震災後は一時アメリカに帰っていましたが、
現在は南三陸に戻ってきて、様々な活動に取り組んでいます。
その1つが
コチラです!
なんということでしょう。
この建物はセルフビルド
=自分で建てた建物なのだそうです!!
室内は陽の光と木の香りが心地よく
テーブルやテレビ台ももちろん手作り
「ベットもなの~?」って聞いたら
「ベットは買ったんだよ~」
それ以外は南三陸の木を使い、
地道にここまでの建物にしたそうです。
外にはソーラーパネルがあり、
PCやテレビも太陽のパワーを使用している、
まさにエコな空間なのです!
果たして
本当に自分で建てたのだろうか?
建物のクオリティの高さを見て、
ほんの少しだけ疑ってしまった方もいると思います。
フランクは裏山のフィールドに連れていってくれました。
山は綺麗に間伐され、
そこには作業場らしきスペースが。
そして車の中には秘密兵器。
おそらくこれが切った木々を製材する道具なんですね。
このフィールドで加工して、建物に運び、組み上げていったのだと。
「山の木を切るにしても、負荷を考えたり、余剰な作業は絶対しない」
「自分の土地ではなく、自然の中にお邪魔させてもらっている」
自然に対する考え方も伺うことができました。
フランクよ
ほんの少しだけ疑ってしまってゴメンなさい。
おそるべき開拓精神!
これがあのフロンティア・スピリッツなんですね。
建物の外からは絵に描いたような
志津川湾と椿島が一望できます。
フランクもこの風景にほれ込んで、ここに建物を建てたそうです。
現在は建物の脇にテラスの製作を計画中で、
「この風景を見ながら、コーヒーを飲みたい」
笑顔で語っていました。
ここでは営業許可を取って
外部の方が泊まれる宿にする構想があるそうです。
自分自身も森林や花々のツアーガイド、
そしてカヤックの復活も視野に入れています。
グリーン・ツーリズムを実践することで
地域の方々にも地元の良さを知ってもらったり、
巻き込むことで、経済的な波及効果を生みたい
と熱く語ってくれました!
そして根本には
南三陸の「自然」や安心安全な暮らしを
自分たちの子ども達の世代にも残していく。
その思いがとても強くあるんだと感じられました。
震災からの復旧・復興工事が進む中でも
自然の恵みや共存なども同時に考えていく必要があります。
そんな大切なことを教えてくれる
フランクとのひと時でした。
宿泊の許可やグリーン・ツーリズム
共に頑張っていきましょう!
私も彼の開拓精神を見習わなければ!!