すっかり秋めいてきた今日この頃です。
南三陸にもさまざまな秋がやってきますが、
個人的におススメなのが、この秋です。
入谷地区にある「ひころの里」の木々が色づきます。
建物の雰囲気とマッチし、なかなかいい感じの風景に。
(去年の11月の写真なので見頃まではもうちょっと)
さて、本日届いた新着情報!
正確に言ってしまえば、
2日前の情報になってしまいます。
先日も新潟から小学校の修学旅行生が来町しました。
この学校さんは昨年に続き、2回目。
学びのプログラムに参加いただき、
さんさん商店街にて店舗の方々と交流、見学の時間を過ごしました。
9-10月は修学旅行シーズン。
この南三陸も例外ではなく、複数の中学・高校生が来町おり、
遠くは関西、九州からも来ていただいております。
ほとんどの学校さんは災害についての学び、
防災学習の一環で来町しています。
別の学校さんからは暖かいメッセージもいただいております!
南三陸では民間の方々を中心に
10年以上前から体制を整え、受け入れを行っていました。
震災以前は
一次産業の現場
などなど、
さまざまな方が地域の資源を最大限に活かして、
活動を行ってきました。
震災により多くの被害を受けましたが、
ただ再生させるのではなく、、
前以上のものにしようと活動を再開させています。
前置きが長くなりましたが、
そんなプログラムの一部を1つの冊子にして、本日完成!!
昨年よりも、内容・ボリュームがアップしていますよ~
掲載する民宿が増えること=民宿が再開したこと
ページが増えること=プログラムが増えたこと を意味しています。
少しずつでも受け入れ体制がよくなっていくことを
身近で肌で感じられることをとても嬉しく感じます。
もちろん、修学旅行だけでなく、
企業さんや大人の方にも提供できるものばかりです。
ご希望の方には送付いたしますので、
遠慮なくお問い合わせくださいませ。
間もなく、HPでもダウンロード可能になりますが、
ひと足お先にご報告です。
かとぱんでした。
こんにちは かとぱんです。
さあいよいよ、月9のサマーヌードも佳境に入ってきましたね。
私にもヤマピーみたいなクレイジーな夏が…
まったくやってきませんでした。
皆さん、あんなケースありえませんからね、
ド・ラ・マなんです~
こっちは現実的な夏の思い出ベスト3でいっちゃいましょう~
と、思ったもののそれもないようなので
今夏にオープンした
南三陸ポータルセンターのおススメスポットベスト3でいきましょう!
第3位は
きりこ看板
センター敷地内に設置されたきりこの看板がランクイン。
「きりこ」とは三陸沿岸部で行われている神棚飾りの1つで、
大漁や安全を祈願し、
その地域の宮司が1枚の紙を切り抜き、作っています。
震災の前には「きりこ」の手法を使った地域づくりを行っており、
震災後は流失した店舗の商店主のメッセージを「きりこ」で表現し、
店舗跡地に掲げました。
かさ上げ工事に伴い、現在の場所に移転してきましたよ。
1枚1枚にQRコードが付いていて、
震災前の店舗の写真やストーリーを見ることができる優れものです。
惜しくも
第2位は
テ・ン・ト
この広大なスペースは120名収容して、
講演会やシンポジウムを行うことができます。
さらに、今はこのような状態ですが、
震災のアーカイブや、以前の街並み写真の展示、
さらには地元の子ども達の絵画や工作 大人の作品展など、
展示館としても充実させていく予定です。
協会の匠が劇的にやっちゃいますので、お楽しみに~
そして 栄えある
第1位は
センター内!
中に入ればなんということでしょう。木の香りがまず入ってきます。
(私たちは慣れてしまいほとんど感じない)
そしてただ壁にするのではなく、
陽の光がたくさん入ってくるよう構造に仕上がっています。
匠ならではの設計ですね。
こちらは講座やワークショップ、住民の会議や打ち合わせにも利用してもらえます。
夜間に真面目な会議をするも良し、楽しい企画を実施するも良し、
どのように利用するかはあなた次第です。
地域の方々に利用されると同時に、
町民と町外の方を繋げる、交流の場になることを目指していきます。
今回は惜しくもランクインを逃しましたが、
↑第5位 トイレ・・・オムツを変えるスペースもあります。
↓第12位 ウッドチップ・・・はしゃいで転んでも大丈夫!?
楽しいイベントも開催されます
→第46位 駐車場
待望のアスファルト
普通の場所なら当たり前の舗装が、この町ではまだまだ新鮮です。
さー次回はどんなランキングになっているのでしょうか。
あの昆虫部屋もランクインしてきそうです。
施設に関しては協会HPでもご覧ください。
利用の予約もできますので、よろしくお願いします。
かとぱんでした。
おはようございます、かとぱんです。
昨日は一日中凄い雨でした。
町内でも冠水したところが多々あり。
大きな被害にならなければ良いのですが。
先日、グリーン・ツーリズムの研修会があり、
町内の一次産業従事者、主婦の方、ガイドさん、観光施設スタッフ、民泊家庭など幅広い方々の参加をいただきました。
さて、全員合格だったが、試験の結果、楽しみに待ちましょう!
フィールドワークも実施したため、
下見・本番をスタッフとして
ご ・ ご ・ 5回も現場をまわりました。
普段は車で通るだけの場所でも、
自分の足で歩いてみると新しい発見があるものです。
フィールドになった入谷(いりや)地区の一部を
ちょこっと紹介していきます~
スタートは南三陸研修センター「いりやど」
いりやの宿だからいりやど。
中々シャレオツです。
きっとシャレのわかる人が命名したのでしょうね。
少し歩くと入谷地区の簡易郵便局
昭和24年から使われている何とも趣のある現役の建物です。
入谷八幡神社の参道を示す門を通ると見えてきましたYES工房
こちらでは地元の方々が雇用され、
おなじみのオクトパス君やグッズが製作されています。
ふらっと立ち寄っても施設見学&お買物が可能です。
もともとは役場として使用され、
合併後は中学校の特別教室として利用されました。
昔、技術室として利用されていた教室で製作活動をしているなんて、
なんともドラマチック~
工房に寄り道したあとは急な急な階段を登ります。
高い所がダメな人は迂回してください。
旧入谷中学校跡地、校庭には現在、仮設住宅が並んでいます。
参道が学校の校庭を突っ切って神社に向かう、
全国的にも珍しい光景だそうです。
「ナニコレ~」って叫ばれそう。
神社に近づくにつれ、大木が出現!
スギやヒノキ、アカマツ、イチョウなど
樹齢300年以上の樹木もあります。
階段を上って八幡神社に到着!!
木彫りの動物!?や架空の生き物のような彫刻で飾られ、
見れば見るほど引き込まれてしまう、不思議な魅力もあります。
ビックなオクトパス君も何気なく、そして堂々といるので、
受験などの合格祈願もこちらでどうぞ~
神社の左手からちょっとした小道に。
今は山道ですが、昔は通学路や部活の練習コースに使用していました。
ひらけると正面に見えてくるのが童子山(どうじさん)。
金を採掘していた時代、子どもの妖精が現れ、産金に利用する水脈に導いてくれた伝説があり、童子の名がついたそうです。
風情ある蔵や畑が広がる風景の中を過ぎると、入谷小学校に到着。
ここから見る田園風景、私は個人的にここが一番のおススメです!!
今の季節は緑一色、収穫時期には黄金色の絨毯が広がります。
想像しただけでヨダレが…
長い長い下り坂を過ぎると、一本松が見えてきます。
毎年9月15日は地域の郷土芸能 入谷打囃子が行われます。
八幡神社に囃子と獅子舞を奉納、お神輿を先頭にこの一本松まで大行列が歩きます。ここは「御休場」(おやすみば)と呼ばれ、ここでも打囃子が奉納されます。
稲穂が金色に色づいた風景の中を鮮やかな衣装の一行が歩く姿、
間違いないでしょう。
ここから遠くに童子山と神行堂山(しんぎょうどうさん)、
惣内山(そうないさん)の入谷三山を望みます。
この地区にあるさんさん館はこの三山(さんざん)が語源だとか。
少し歩くとスタートのいりやどに到着。
のんびり歩くと約90分 てくてく歩くと60分(個人差があります)
車で通るとわからない、
入谷の里山散策、ぜひお試しくださいませ。
途中、野菜や果物もいっぱいなっていますが、決して食べないように。
野菜を収穫したり、お茶飲みしたりできるプランにしたら楽しいかも~
9月は里山とアートが融合した企画もあるらしく
こちらも気になります。
かとぱんでした。