先日「大人の化石勉強会」(9/22)が開催され、その中で行われた記者発表会の内容です。
【以下NHKニュースwebより】
宮城県南三陸町で、およそ2億5000万年前の地層から、日本で初めて、甲殻類の一種の、「のう頭類」と呼ばれる生物の化石が見つかったと、東北大学の研究グループが発表しました。
「のう頭類」は、エビやミジンコといった甲殻類の一種で、シルル紀から白亜紀にかけて海の中に生息していたと考えられ、いまは、絶滅しています。東北大学の永広昌之名誉教授らの研究グループが、4月ごろから南三陸町歌津で復興工事に関連して発掘調査を行ったところ、およそ2億5000万年前の三畳紀の地層から、3種類の「のう頭類」の化石を発見したということです。発見された化石は、2センチから5センチほどの大きさで、のう頭類の化石が、日本で発見されるのは今回が初めてだということです。また、見つかった3種類のうち1種類はこれまでに海外で見つかっているものとも体の特徴が異なることから、グループは、新種の「のう頭類」として、来月、学術雑誌で発表することにしています。
永広名誉教授は、「南三陸町の一帯にはほかにも貴重な生物の化石が眠っている可能性が高い。今後も発掘調査を進めていきたい」と話していました。
⇒こちら(河北新報オンラインニュース)にも記事が出ていますのでご覧下さい。
口コミ・コメントなど