このたび、一般社団法人南三陸町観光協会は
第8回「ジャパン・ツーリズム・アワード」でUNTourism特別賞を受賞しました。
※UN Tourism は国連世界観光機関(UNWTO)の通称
受賞取組名は「未来を育む学びのツーリズム事業」で
・震災直後から提供をはじめた防災減災に関する学びのプログラムの造成
・公益事業/収益事業の両輪への取り組み
・地域や旅行者と共に持続的な観光地域づくりに取り組んでいる
ことを評価いただきました。
「ジャパン・ツーリズム・アワード」とは
「旅のチカラ」の再生と持続可能性の確保につながる組織・企業・団体・個人の取組を参考となる事例として表彰し、受賞取組をモデルケースとして広く世の中に知らしめ、さらなるツーリズムの発展に貢献していくことを目的としています。
応募団体数 国内・訪日領域 105件 海外領域 14件
表彰式は2024年9月26日(木)東京ビッグサイトにて開催する「ツーリズムEXPOジャパン2024」 にて行われます。
今回の選考ポイント(主催者発表)
震災直後から長い期間にわたり、被災地域が主体となり公益事業と収益事業の両輪で、持続できる方法で取組を続けている所を評価した。実際に被災地に訪れて体感することでより深く学ぶことができ、旅行者と共に持続的な観光地域づくりを行ない、震災を風化させず、防災・減災について考える機会を提供している点も素晴らしい。
詳しい取り組み内容
・地域と一体となった教育旅行受け入れの体制整備と誘致活動
一次産業従事者、震災の語り部ガイド、宿泊施設やホームステイの受け皿となる一般家庭、行政や産業団体などと連携し、未来の日本や世界を担う学生に対し、「学びのフィールド」として地域コンテンツを活かした教育旅行を展開しています。
■未来を育む学び旅 https://www.m-kankou.jp/educational-travel/
・防災、震災学習プログラムを観光コンテンツとして提供
津波により町並みが一変した南三陸町。震災の風化防止を目的とした「防災・震災学習プログラム」を造成し続け、個人でも予約可能な「まちあるき語り部」や団体向けのバスツアー等を含めた「語り部による学びのプログラム」を観光コンテンツとして提供しています。また2022年10月に開館した東日本大震災伝承施設「南三陸311メモリアル」を運営し、証言映像を通して災害を自分ごととして捉えるきっかけを与えるラーニングプログラムを提供しています。
■まちあるき語り部:https://www.m-kankou.jp/top-2/
■語り部による学びのプログラム:https://www.m-kankou.jp/lp/story-teller/
■南三陸311メモリアル公式サイト:https://m311m.jp/
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