訪れた人に、防災・減災について自分ごととして考えるきっかけを提供する震災伝承ラーニング施設「南三陸311メモリアル」が、9月9日(金)より公式サイトをオープン。同時にサイト内にて南三陸町民による証言映像アーカイブスが公開となりました。
南三陸311メモリアル | 南三陸311メモリアル 2022年秋OPEN!東日本大震災の経験を共有し“自然とは、生きるとは”に思いを馳せ、語り合う場 (m311m.jp)
■南三陸311メモリアルとは
南三陸311メモリアルは、防災・減災について自分ごととして考えるためのプログラムを提供する震災伝承ラーニング施設です。延面積593.12㎡とコンパクトな施設ですが、住民たちの体験や思いに触れることができる展示やプログラムを備えています。自然災害から命を守るために大切なことは何かを問い続けることが、本施設のミッションです。
- 「もし自分だったらどう行動するか」と自分自身のこととして、自然災害について学び合う
- 継続的に、住民たちの証言や写真、映像などの震災関連資料が、プログラムや展示として提供
- アートを通して東日本大震災の記憶を心の眼で見つめ、「自然とは、人間とは、生きるとは」に静かに思いを馳せる
■南三陸311メモリアル(有料ゾーン)の来館予約開始
南三陸311メモリアルは、チケットがなくても入場できるフリースペースとチケットの購入が必要な有料ゾーンで構成されており、有料ゾーンは、展示ギャラリー、アートゾーン、ラーニングシアターをご用意しています。
ラーニングプログラム | 南三陸311メモリアル (m311m.jp)
●展示ギャラリー…住民たちの証言映像や町内各地でのエピソードをまとめたバナー展示のほか、防災対策庁舎で九死に一生を得た方々の証言映像などが展示されています。
●アートゾーン…大災害で失われる命の重さに触れ、「自然とは、人間とは、生きるとは」に思いを馳せていただく静寂の空間です。
●ラーニングシアター…住民たちの体験をもとに自分ごととして命を守るための行動について映像を見ながら考えることができるプログラムをご用意しています。(定員50名)
■南三陸311メモリアルアーカイブスの公開
南三陸311メモリアルでは東日本大震災を体験した住民たちの証言を収蔵。
企画展のテーマに合わせて、これらの証言映像の一部をHPにて公開しています。
館内ギャラリーでは、さらに多くのアーカイブスをご覧いただけますので、ぜひお越しください。
問い合わせ先:南三陸311メモリアル開館準備室(南三陸町観光協会内)
メール:post@m-kankou.jp
電話:0226-28-9215
公式サイト:https://m311m.jp/
口コミ・コメントなど